京都の夏は暑い!のです。
猛暑になって全国のどこで最高気温だったのかなどと報道されます。北関東の栃木や群馬も暑いし、岐阜や兵庫の豊岡なども暑くなります。
そういう時に、入らなくてもいいのに「ベスト5」などに顔を出したがるのが京都です。
ですから大きな町家などはその暑い夏に涼しく過ごせるような工夫がいろいろされています。

私が少し前まで住んでいたところでは、住み始めたころには町中より2,3度は気温が低くて、夜などは窓を少し開けていればクーラーはいりませんでした。が、町中から移り住んだ人たちが何の考えもなしに?クーラーを稼働させるものですからを気温上昇とうるさい音で、すごしにくいところになってしまいました。
熱中症対策で「クーラーを積極的に使いましょう。」と言いますが、・・・それは高齢者や病気がちの人はその通りだと思いますが・・・・街中を皆で温めて「暑い暑い」などというのは愚の骨頂だとわたしは思います。

クーラーを使わないで涼しく過ごせる住宅開発を急ぐべきだし、家々で室外機を具えるなどというのではなくてもっと公共的に合理的にすべきだと思うのです。街に緑を増やしコンクリート護岸でない川を流す。高層ビルを連ねて風の流れを遮るようなことをしない都市計画。物流に気を使っても人間らしい生活空間づくりには関心がない、そういう今の政府はこんなことを進める気はないでしょう。
個々にクーラーや室外機を購入させることが「経済」だと思っているから。
世界で一番企業活動をしやすい国にするなんて時代遅れも甚だしいこと言う人が政権を担っているうちは「京都」はさらに暑くなるし、日本全国の亜熱帯化が進むことは間違いないのでしょうね。

浴衣は「湯帷子」でした。
広辞苑によれば「おもに白地に藍色でがらを染めた、夏季に着る木綿の単衣」のことだそうです。
そうですよね。やはり白に藍ですよね。
舞妓・芸子さんたちはこの時期まさにそうした浴衣を着ますが、それがとてもいいんですよね。
着こなしが違いますしね。

でも現代的なバリエーションは大いに増えて、それはそれで楽しめます。
このお二人は自分で着られますし、見ていて安心感があります。
街で見る浴衣姿の多くはお国の違いに関係なく、・・・・日本の人を含めて・・・・・、何か落ち着きません。
それにしても海外の人が日本に来て浴衣を着てみたいと思われるのですね。それが私には何となく不思議です。
私は肯定的に受け止めてはいるんですが。

- 2017/08/10(木) 00:00:00|
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