去る6月21日に、2018年6月21日に清水寺で行われます「清水・世界友愛 100本のトランペット」というイベントについてプレス発表がされました。
フランスから始まった「音楽の祭日」は今や世界中に広がり、毎年6月21日の夏至の日には世界の都市で音楽を通じて平和と友愛を祈念する行事となっています。
来年は京都とパリが姉妹都市となって60年の記念すべき年でもあり、この音楽の祭日の一環として清水寺の西門(さいもん)に100人のトランぺッターが集って遥か市内に向かって演奏しようというものです。
トランペットの演奏に続いては音楽をめぐるとトーク・イベントが行われ、さらに楠田名保子さんによる二胡の演奏が同寺の成就院で行われます。
その音楽監督として尽力されているのが東京芸大の名誉教授であり日本トランペット協会の理事長でもある杉木峯夫氏です。
清水寺の成就院でトランペットの音が響き渡るなんてことは滅多にないことです。
この成就院は年に2度公開されますが、その公開の情報があまり周知されていないせいか、とてもよい庭のある建物なのですが参観者はあまりおおくはありません。
行かれた方はゆっくりとこの建物と庭を味わえます。

庭はそれほど広くありませんが背景の山を借景に取り込んで見事に奥行き感を作っています。
そしてやや谷あいに向かっていますから包まれ感がありながら、それでいて閉塞感がないという微妙なバランスです。
作庭師の仕事は見事なものですね。

実はこの時、新聞三紙が取材に来ていて氏の正面から写真を撮っています。
私は記者たちのカメラの邪魔にならないように縁の床に這うようにして姿勢を低くしているのです。
というより、そういう振りをしながら私なりのベストポジションに入り込んでいるわけで・・・・。
取材のカメラと私の写真とでは目的が違うので棲み分けができるということでしょうかね。
でも記者たちには幾分かはお邪魔虫だったかも。

新聞に掲載された写真では上手に私を避けて撮っていました。


お分かりのようにこの写真では吹いていません。
向きを変えて撮らせていただきたいのでとお願いしました。
その際に「ロングトーンでけっこうですので、音を出していただけると嬉しいんですが・・。」とお願いしたのですが、周囲の動きに紛れてそうはなりませんでした。
残念。
この写真は写真集に入れるつもりだったので・・・。
- 2017/07/21(金) 00:00:00|
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