もうそろそろ梅雨明けですね。
これからの3週間ほどが私の一年中で一番好きな季節です。
高校時代ある同級の女子生徒と話していて・・・・その人は相当な文学少女だったのですが・・・・「季節の中で冬が一番好き」と聞かされて、そんな人がいるなんてなんと不思議な・・と思ったことでした。

私が夏休みだ~!的な思いしかないのに、厳しい冬にきりっとした精神生活を思うその人とでは精神年齢は大きく開いていたのだろうと思います。
でも今でも私は盛夏が好きなのです。

いえ、決してビールが好きだからそう言っているというのではないのです。むろんそれも全然否定しはしませんが、太陽が生き物を地べたに押さえつけてくるほど暑い夏に、うんうん言いながら汗をしたたらせて何かすることの快感が私にはあるのです。
もういい年なんだからそんなことは避けねばならないのですが、それでも自転車を引き出して焼け付いたアスファルトの道を行くのです。
いまヒアリが問題になっているので迂闊なことは言えませんが、炎天に乾いた道を蟻が列を作っているのを眺めるのも好きでした。時々ちょっかいを出しながらですが。

クーラーの風が嫌いな私はかつての職場でもクーラーの温度設定戦争に参加していました。が、大概は一人、部屋の外に出て廊下や階段の踊り場で仕事をしていました。
空気が冷たくて機械的に動くのも好きではありませんでしたが、涼しくなるような工夫をしない安易な機械頼りの過ごし方も好きじゃないからです。
もっとも人によって暑さ寒さの感じ方も違いますから何についても一括りに決めつけることは良くないのですが。

それで今の家に引っ越す時に極めて小さな選択の幅の中で夜に涼しく寝られる手立てだけはちょっとだけしたのです。
それで窓を少し開けておけば明け方まで涼しく寝られますし、うっかりすれば風をひいてしまいます。
猫が呆れて笑ってひっくり返るほどの広さしかない(広さしかないというのもおこがましくて狭さしかないというべきですが)庭に打ち水をするだけの事なんですが。

さて、そんな夏にぜひ撮りたいねと言っている写真があるんですが、果たして実現しますかどうか。

この人が8月いっぱい京都からいなくなってしまうので、それも困難の一つですが、何より私のイメージと決断・行動が伴うかどうかというのが最大の問題です。
トランペットも入手できるかどうか。

それはともかく、グループ展に向けていよいよ出品作品を考えなくてはなりません。
いまだにキャプションも決まっていないのです。
やれやれ・・です。
- 2017/07/15(土) 00:00:46|
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