大学の仲間との小さな集まりで、無理やり写真を見せて、各々の反応を見せてもらいました。
盛んに「もったいないなあ。」と言ってくれる者がいました。これだけの写真をわずかな範囲でしか見せないのは・・・・と言ってくれたのですが、同時に「このモデルさんたち・・・・もったいないなあ。」と言っていました。もっといい写真家に撮ってもらっていれば「チャンスは広がっていただろうに・・。」という事です。 でも私が力を借りている若い女性たちは一人を除いて・・いや3人になったなあ…特にモデルになりたかったりタレントになりたいという希望を持っているわけではない、いわゆる「一般人」ですから、そういう意味で「もったいない」ということはないのですが、彼はそういます。

「いい人を選んでいるね」とは異口同音の評価でした。そこが私の自慢ですから、うれしかったです。
私がお願いした人のうちの半分以上は「たぶん状況が違えばお断りしていたと思います。」という人たちです。

やはり遠慮のない昔の仲間にそれなりに評価してもらえると嬉しいものです。
そして、「お前にどうしてこういう人たちを口説けるのかわからん。」というのもまた彼らの正直な申し分でしょう。

そして「お前が気にいったタイプの人ばかり撮ってるじゃないか。」とも言われましたが、そりゃそうですね。
仕事じゃないんですから。

そして一緒に街を歩くと「あの子を撮りたいと思っているんだろ。」とズバリ言い当てられてしまいました。
そんなにきょろきょろ、じーっと見ていたはずもないのですが、私の好みのタイプだろうというのでした。
彼らも今になってようやく「こいつは写真を撮っているのだ。」ということを受け入れてくれていますが、数年前には「お前と写真?! 結びつかんなあ。」「お前、あのころから写真なんて撮ってたか?」と随分違和感を感じていたようでした。
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この人はどうもトンネルの中に響く自動車の音が怖いようで「早く終えましょう。」という気配濃厚でした。
トンネルの中は音が響きますし、まして背後から近づいてきますからね。
私には見えているものがこの人には見えないのですから不安は大きいでしょう。

それで、少し撮ると静かな方に移動です。

「もう少しだからね。」なんて言いながら、やはり私はしつこいのです。
何しろこのアイディアに至るまでに何日も何日も、もはやすっかり頼りなくなった脳みそをギシギシ言わせながら考えたんですから。
- 2017/06/08(木) 00:00:56|
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