「春の・・・・」なんていっているうちに暦は「夏」に入りました。
心まちにしていた大学同期の仲間との集まりも、あれこれ悩んだ写真展も、もうずっと過去の話です。
そうこうしているうちに8月下旬にある京都ファインダー倶楽部のグループ展が近づき、いつの間にか一年後の清水西門での100人のトランぺッターの演奏撮影も過去になってしまうのですね。
それを体験して過去に数え入れることができますように・・・。
時が過ぎていくというのはどういう事なんでしょうかね。私たちを憧れさせ楽しませてくれた銀幕の役者たちも音楽家たちも次々と世を去っていきます。
儚いですねぇ。
私がこうした若い女性たちを撮るのはその儚さに対する抵抗なのか、はたまたその儚さの確認なのか・・・・。

できることならば「命」に対する賛歌でありたいですね。

そういうことを思うのも年を重ねてしまったからでしょうか。
若い翠の中にいると余計にそう感じます。

その翠溢れるロケーションを求めてここまで来ました。

この川の堤の斜面は結構急なのでじっと立っているだけで大変です。踏ん張ているので脹脛が太くなって申し訳ない。
脚につい力が入りますし、カメラをもって転げ落ちそうです。
この人も相当踏ん張っていますが、その頑張りが「顔に出ないようにね。」
裾の長いワンピースでとお願いしたのですが、さわやかな気持ちの良い色合いの服を選んできてくれました。
実はこの時は風が相当きつくて、目で見たよりずっと体感気温は低いのです。
でも頑張ってくれています。

風を避けられる場所に移動すればいいのですが、撮りたい状景もありますし、太陽の位置も問題なので「もう少し我慢してね。」
- 2017/06/01(木) 00:00:22|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0