学生さんかと思って声をかけたら「いや、僕はもう社会人です。」とのこと。
学生時代に楽器演奏を身に着けた人は実に羨ましい存在なんです・・・・私にとっては。

背景にある結婚式場の尖塔がいいロケーションだと思って撮影をお願いしました。
そのお話をしているうちに太陽は猛然と地球を回って、いや地球が猛スピードで自転して…向こうは強い光の中、こちらは陰の中に分かれてしまいました。
難しいことになってしまいましたね。

もし私がフィルムでこれを撮っていたら何枚撮ってもすべて没でしょうね。確実にそうなります。
だからと言ってデジタルなら簡単だという訳にはいかずに結局手に負えませんでした。

それで与えられた条件で撮る・・・なんて言っていましたが、事情をお話して少し移動してもらいました。
つまり光の中に出てもらったわけですが、「眩しい!!」のです。 ご迷惑をかけました。
これは背景の自転車の女子高生?が狙いでした。
カラーは最初の一枚ですがトランペットの色におきづきだったでしょうか。
シルバーです。
金色の方がいくらか音が張って高い調子だそうです。

尖塔と奏者の位置関係を探ると余計な街灯が入り込みます。
街頭を隠そうとすると窮屈になる。
「モデル撮り」なら、もう少しこっちに寄って、少し下がって、もう一歩・・・などとやれますが・・・・・。
これも・・・・撮らせていただく方には申し訳ないのですが・・・練習練習ですね。

個展の際にいろいろなご批評をいただきました。
一方、私はギャラリー巡りが趣味の一つですからよく人の作品を見せていただきます。その際に多少の批評を口にすることがあります。求められてする場合もあれば、相手が学生などの場合には進んでします。
今回批評をいただいていて、ずいぶん不適切なことを不適切な言い方でおっしゃるなあという方もおられました。
また他のギャラリーでもそういう批評をすることにどんな意味があるんだろうと・・・殊に学生相手に・・・思わされることがあります。
それは大概の場合に批評に名を借りた自分語りの場合が多いのです。
作品と作品を作られた方に即して批評をされているのではなくてうっ憤を晴らされているという感じの場合も多々あります。
他の会場では時に助け舟を出さざるを得ないこともありました。
人や作品を批評するということは難しいことです。
今度の経験も踏まえて、私自身の批評の仕方も反省してみようと思っています。
それにしても必ず来るはずの方がお二人来られませんでした。お加減が悪いのでしょうか。心配です。
- 2017/05/31(水) 00:00:37|
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