ふとしたことでふとしたご縁が・・・・。
祇園の南白河通りや新橋通り付近は京都観光の目玉の一つです。そこにはいつも観光客がカメラパースンたちがカメラをもって活躍しています。
殊に最近では結婚式の前撮りが目立ちます。日本人も中国人も・・・・。
そこでは和服姿の若い女性がたくさん見られます。
私にとっては、この道はあるギャラリーから岡崎公園への近道なので、ちょっと目障りでお邪魔なんですが人混みをぬって通り過ぎるいつものルートなんです。
そんな場所の一角にこのお二人が。

「Are you Japanese?」
ちょっとふざけて声をかけてみました。それくらい外国の方が多いのです。
「はい、日本人です。」

それで、そのままパスするつもりが・・・・、お二人がとてもきれいなんで・・・・・。
というか、たくさんカメラを持った人が咲き誇る桜の花をとったり、また行き交う女性を撮ったりしているんですが、ちょっとエチケット違反の人もいて・・・、
「ちゃんと声をかけてちゃんと撮りましょうよ!」と言う気持ちも手伝って、お二人に「いつも人物写真を撮っているものですが・・・。」と自己紹介をして、快く「少しの時間いいですか?」に応諾していただけました。

大変な人出ですから、背景に人を入れないで撮るのは至難のことです。
でも、まあお二人の観光記念ですから、それもいいかと。
「どちらから来てるんですか?」
「実は、ほとんど地元なんです。」

それにしてもお二人ともこの人ごみの中でも目立っていますから、海外からのお客さんも日本の観光の方もつい目を止めます。
そのお二人を独占的に撮るのですから、変な話、ちょっといい気分です。
これからどちらに?
特に計画はないんです。
どうやら着物を返すまでの時間が「撮影時間」になりそうです。
じゃあ、ちょっその辺りを歩いてみてもいいですか?

普段はこんなに観光地観光地したところでは撮りませんし、せいぜい場所移動の通過点として「せっかく通るんだから一二枚撮ろうか?」ぐらいの場所です。
でも、今日はここから遠くにはいけないのですし、私にとってもいい機会です。
- 2017/05/14(日) 00:00:50|
- 工芸
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