『絵本なクッキー』 なかなか良いネーミングですね。
そして、実際のクッキーは、まさに『絵本なクッキー』なのです。

手作り市でお会いしました。
この人の笑顔が、これまた絵本の印象なのです。

この日私は135ミリを持ちだしていましたので、お店が並ぶ間を行き交う人ごみの隙間をぬって、反対側から撮ります。
こういう時、撮影を受け入れてくれた人からあまり遠くから撮ると、「なんだ、あいつは盗み撮りをしている。」と勘違いされる危険が無きにしも非ず。
お客さんに微笑みかけるこの笑顔がなんともいいですね。

AFが使えませんのでMFで撮るのですが、私の視力では暗い時だけでなく明るすぎるときもピントをとらえられません。
でこうして横に回って光の角度を変えないと・・・。

少し厚手のテントの中は暗いしそのうえテントを透過した光を浴びて色かぶり(この時は鮮やかな赤です。)・・・・、外は日差しがたっぷりで、内外の明暗差が大きいのです。

外の何か・・例えば道路やお客さんの白っぽい服・・・・がレフ板の役割を果たしてくれる時が狙い目です。
小さなお客さんに向ける笑顔はことのほか素敵です。

笑顔は素敵だと一般的に言いますが、その笑顔にも人柄が出ます。
( 大阪でヘイト幼稚園を経営し、子供には「(日本民族は)真心・誠心・正直・おもてなしの気持ちが他の国の人たちより強く深い」のだから、あなたたち日本民族の一員は朝鮮人中国人の悪意に気を付けろなどとあまり「おもてなし」の心の無いことを教え、自らは「上から」の力で小学校建設に対して公正な手続きをゆがめてでも便宜を図るように圧力をかけよと政治家などにねじ込む、あの人の笑顔などは逆にとても「おぞましい」印象を与えるのは、まさにそのことを証明するでしょう。)
この人の笑顔は何てすがすがしいんでしょう。
そろそろこのブログも満6年になります。亡くなった母親がいつも「あなたは熱しやすく冷めやすい」と言っていましたし、自分でもそう思うのですが、それにしては長く続いていることは不思議と言えば不思議です。
いろいろな活動の場を持たなくなった私が、もはや自分の「レーゾンレートル」はこれしかないとしがみついているだけなのかもしれませんが。
1140名ほどの方々を撮ってきました。ブログでいただいた拍手が70,000弱。
今年に入って人物写真ジャンルでアクセスランキングで2位になることがたまにあります。1位への壁は厚いですが。
一日の拍手数も80を超えたことがありました。一か月平均で60となったことには自身驚いています。それぞれ個人史的には大きな達成です。まあ広い世界の中では「それがどうした」という些事ですが、ごく平凡な私自身を尺度にすればやはりそれなりに喜ぶべきことだと思っています。みなさんどうもありがとうございます。
(リタイア後の人生にはこうした「一喜一憂の種」を持つことが「キョウヨウ」と「キョウイク」とともに大切じゃないかと思っているのです。)
それでこの6年間はリタイア後の時間にぴったりと重なっているわけで、ブログなしに私の退職後を語れないということになります。
と同時に「人を撮る」ということを6年間続けてきたという事でもあります。
私の余命はますます少なくなっているわけですし、大切な人たちとの別れも度々経験するわけですが、もしこれからの私の時間に意味を持たせようと思うならば、私の場合は、やはりこの「人を撮る」ことを続けるしかないのかなと思うのです。
よく、人は「一人で生まれ一人で死んでいく」孤独な存在だと言われます。これはことの一面を的確に言い当てていると思います。今は家族に囲まれ友人知人との絆を持っているつもりでも、やがて若い人はそれぞれの人生を歩んで遠ざかり、旧知の間柄は櫛の歯のようにかけていきます。
そういう孤独に向き合う事は誰しも避けられません。
その時に自分を支えてくれるのは誰で、なんなんだろうか。
それを考えると、私にとって写真はそしてこのブログはその大事な杖の一つだということになりそうです。
まもなく7年目に入ります。リタイア後の第2期5か年計画の2年目に入ると言うことです。何かしらわくわくすることがあればいいなあと、楽しみでもあり怖くもあるというのが偽らざる心境ですね。
その意味で、5月に予定されている写真展を一つの節目にできるように今少し追求してみようと思っています。
- 2017/03/30(木) 00:00:00|
- 手作り市
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