秋といえば・・。読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、そして芸術の秋。言い古された表現ですが、確かにそうだと心あたるところがありますね。
京都市立美術館では「フェルメール展」「ワシントン・ナショナルギャラリー展」「院展」が同時開催されるという充実ぶりです。
みなさんの中にも既に「見た」という方も少なくないのでは、と思います。
私も、上記の順番にみましたが、一番楽しめたのが「院展」でした。
ところで会場前でこんな風景に出合いました。

人気の「フェルメール展」、充実の「ワシントンナショナルギャラリー展」が並行して開催されているために、どちらがどちらの入り口か迷ってしまうお客さんが少なくないのです。
そこで「フェルメール展はあちらです。こちらはワシントン・ナショナル・ギャラリー展です。」と案内する方が必要だというわけです。
これだけ大きな看板が出ていても、「えっ?!ここじゃないの?」と、ここからフェルメール展に入れないことに不満を漏らすお客がいるのですね。少なからず・・・。

自分が迷ったのは会場の責任だ、と言い出す人が・・・口に出さないまでも態度で示す人が・・いないわけではありません。
そうした人たちにも親切に案内されています。
(ここに写っている人がそういう人だというわけではありません。念のため。)

私もいろいろな機会にこうしたアナウンス、案内をした経験がありますが、同じことを幾度も幾度も、その都度そこにいるお客さんの気分を害しないように親切な口調で、繰り返しアナウンスし続けるのは案外骨の折れる仕事です。

ゴッホさん! よほどこの人のことが気になるようですね。
先ほどから、ずっと視線を外しませんね。

※ 写真の構成上、望遠レンズで遠くから内緒で撮ったように見えますが、案内をされている女性には写真撮影とブログアップの了承をいただいています。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2011/10/18(火) 00:02:44|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0