故郷の住む私の従弟たちに会いに行きました。
私が幼いころから高校生まで住んでいた家の隣のおばさんが、90歳で元気にお暮らしだという話を聞いたので、その方にお会いするついでにです。
と言っても、どちらも私としては大切な機会です。
その時に・・・・郷里から京都は遠いので写真展も見てみもらえないので何枚かをファイルに入れて持っていき、無理強いにでも見てもらいました。
「まさか写真を撮るようにに・・・・それもこんな若い女性の写真を撮るようになるなんて想像もしなかった。」と異口同音に言われました。

私の両親とも大変親しくお付き合いしていただいていた隣のおばさんは、私の子供の頃のことをとても良く覚えていてくれて、なんと私が生まれて初めてもらったラブレター事件もはっきりと記憶しておられました。
勿論、両親の事もあれやこれや話が尽きないのでした。

おばさんも従弟たちも私の重いファイルを繰って写真を見てくれたのですが、何故又こんな年を重ねてからこういう写真を撮るのかが、またこういう機会を得られるのかが不思議でたまらないようでした。
実際は私はすでに高校生の時には「こういう気」があったのですがね。

でも、その一方で、仕事とは大きく違う分野で一生懸命取り組めるのは、「おまえらしい」とも。
従弟の奥さんやその娘さんからは「やっぱり(写真を趣味にしているだけあって)普通の人が撮るのとは違うね。」

こっちの町でも写真展をしてくれればいいのにと言われるので
今度、同級生で水彩画をしている友人と相談して二人展でもしようかな…と返事をしておきました。
いろいろな意味で「思えば遠くに来」てしまっているので、どうかして人生の座標軸、原点にいる人たちに見てもらいたかったので、・・・・この時に持って行けなかった他の種類の写真も見せたかったのですが・・・・・一応、ある節を越えたなあと思うのです。

今度は中学や高校の同級生たちに見てもらいたいものだと思っています。
果たしてその機会は訪れるのだろうかなあ。
- 2017/03/19(日) 00:00:05|
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