もう少しでこのブログも満6年になります。
ほんの少し前に、もう5年になりますと書いたような感覚があります。
この間には私自身にもいろいろなことがあり、様々な変化がありました。 肉体的生理的には着実に老いていますが、新たな経験をすることで新鮮な思いを抱けることは幸せなことだと思います。
ことにこうして写真を撮り続けていられるという事は家族を含め多くの方たちの力添えのたまものだという事は言うまでもないことです。
改めてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。

私はリタイア後を5年を区切りに、さしあたり3段階で意識をしてきました。今はその第2期の一年目が終わるという事です。
私の周囲には80歳を超えてますます意気盛んという方々が幾人もおられますので、5年ずつの3期計画というのでは消極的ともいえるかもしれませんが、まあ私のDNA的な未来としてはほぼ妥当かなとも思います。ですので、ことに実りある第3期を迎えるためにこの第2期をどう過ごすかがカギかなと思っています。

ただ、やはり大切にしたいことは「楽しいことをワクワクしながらやっていく」という事です。「・・・ねばならない」「・・・・べきだ」はできるだけ置いていく。
「おだてられるに任せて木に登れ!そうすれば豚は豚でも木に登る豚になれる」
「チャンスは前髪を掴め」
などなど、まあ、がらくたのような勝手な格言を身にまとい武装して蛮勇をたくましくしていこうと思っています。

じわじわと真綿で首を絞められつつある日本の現代において私ができることはそれくらいの事ですし、素敵な人たちを見つけてリスペクトする写真を撮ることで「異議申し立て」をしていくのは私にとってはとても楽しい『小さき旗揚げ』なのです。

それに私にとっては随分昔に取り残してきた自分を「おいで君の出番だよ」と言ってあげる行為でもあるのです。
それは自己回復でもあり「終活」でもあるわけですね。

わたし(たち世代)は、こうしたなにかにつけてことさらな意味づけを必要とするところに良い点と悪しき面があるのでしょうが、しかし、今や「軽薄短小」ととさえ振り返ることがないほど、薄っぺらくなっている世の中において、いちいち手触りを確認して生きていくような人間がいても良いのじゃないかと思っているわけです。

このレースの服とレザーのスカート。
いい選択です。
- 2017/03/15(水) 00:00:01|
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