
この方はピアノ奏者なんですが、ご自身のピアノを気軽には持ち運べませんから・・・・・。
昨年、ハープシコードの演奏者を撮って、楽器の移動がいかに大変かを垣間見ました。
リハーサル前の小一時間は演奏者自身による調律の時間でした。

実はこの方、高校が私と同窓だそうで、一回り後輩にあたります。
私の学年にも東京芸大でピアノを学ぶ人がいましたし、3年下にやはり東京芸大で声楽をする女子がいました。私などそういう…芸術系の大学に進むなど・・・・思いもよらいないというか、世の中にそういう選択肢があることさえ知りませんでした。
家庭の文化力≒経済力の差ですね。

研究者になるものや海外に雄飛するもの、大企業・行政の上層部で活躍するものなどなどいろいろいるようですが、画家や音楽家として活躍する人もたくさんいるようです。
私自身は出身高校のことに肯定的な意味ではあまり興味がありませんので、同窓会名簿も持っていませんし同窓会にも参加しません。が、出身者は(多くが関東に向かいますの)関西では珍しい存在ですから、大切にお付き合いしたいと思います。

このメンバーのうちでは年長格になるからというだけでなくて、音楽的見識、技能も高く信頼されているようで、こうした急造のアンサンブルを確実に支えておられます。

要所要所を締める助言をされます。
お人柄でしょうか、若い音楽家たちがこの人のもとに慕って集まっているようです。

前回も一番奥まった処にポジションを置いていましたのでなかなか撮りにくかったのですが、今回は図々しく…同窓の好も手伝って・・・・ググッと迫ってみました。
- 2017/03/11(土) 00:00:23|
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