早いもので、あれからもう一年が過ぎました。
昨年も、「大雪になるので不要不急の外出は控えてください。」と気象庁は繰り返し繰り返し注意を喚起していました。
そして今年は昨年をも上回る降雪が予想される、と。
実際、各地で大雪が降り被害の報道もされています。(お見舞い申し上げます。)
しかし、幸いなことにこの地域では道路の傍に積もった雪こそ残りましたが、コンサートを開くことは可能な、いえ青く晴れ渡った気持ちの良い空になりました。

このミニコンサートに楽しい会食が付きます。
私は他のお客さんに先駆けてこの音楽家たちと会場に着きます。同じ時刻の電車の同じボックスでお話ししながらの到着でした。
というのも写真を撮りたいという私のお願いを聞き届けていただけたから。

昨年は少々編成が違いました。
今年はピアノ、オーボエ、ファゴットにメゾソプラノの歌い手が加わります。
いつもの事ですが本番では撮影は憚られますので、直前のリハーサルで撮ります。
オーボエの音、好きですねぇ。 「魔法」を思わせる音です。

オーケストラを編成する楽器のうち最も演奏が難しい楽器だとも言われます。
学生のころ大学の交響楽団で演奏して、以来、オーボエ奏者になったのだそうです。
かなりの理論家ともお見受けします。
人柄から言っても、ことによったら将来指揮をとることもあるのでは・・・・・と、門外漢の勝手な憶測。

リード楽器は奏者の呼吸を感じさせて、とても人間的な楽器に感じます。
心地の良い音です。
この方が今日新たに参加されるメゾ・ソプラノの歌手。
ソプラノ、メゾ・ソプラノ、アルトと女声は高い声から低い声に分けられることは皆さんよくご存じのところ。
ちなみに男声はテノール、バリトン、バスですね。
(中学生のころのこと。突如合唱部顧問に声をかけられてひと夏の合唱メンバーになったことがありました。以来不当にも自分は歌が歌えるんだという妄想がこびりつくのですが、その一方で、その時顧問の先生に「お前はバリトンだ〔・・・・だからテノールのように高い声も出なければ、バスのように低い声も出ない、どっちつかずの中途半端。・・・・と顧問が言ったわけではなくて自分の未熟な理解でしたが]」と言われて、凹んだ記憶があります。私自身が音楽を知らない故の幼い誤解でした。)
合唱であるにもかかわらず、一人声を張り上げて歌っていたコンクール前の校内でのは発表会。
「人の声を聞いて合わせろよな。」と顧問の指導。
今更ながら穴があったら入りたい。
- 2017/03/09(木) 00:00:38|
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