胸が躍り、胃の腑がゾクゾク・ざわざわする。
腸が煮えくり返る。
感情が肉体的に蠢動するのです。

そういうものが高じて作品化する。 私にとっては夢みたいなことです。

こういうテーマを与えられて自分を掘り下げてみる、また、社会や人へのまなざしを反省してみるというのはとても大切だなあと思います。さすが教育機関ですね。
大人たちのグループ展でよく見かけるテーマの甘ったるいこと鈍いこと。

このお店でコーヒーをごちそうになりました。
この時にもう一人が在廊していました。
作品を見て回った時に韓国の方の名前がありましたので、それがこの人のものではないかと直感しました。

作品についていたキャプションには「ホロコースト」とありました。
キャプションを見る前にはもう一つイメージがはっきりしない不安感がありましたが、それを読んだ瞬間に一気に画像が明確になり焦点が合ったという感じがありました。
(作品紹介のプリントには「体の特定部位をつみあげて」とありましたから、きっと展示までのわずかな時間に作者の中で何らかの揺れ動きがあったのでしょう。)
要らぬこと言いのお節介おじさんとして、作者の意図や制作への動機を聞いたりしながら、少しだけ感想と「もう一歩」についてお話をしました。
それにやはり留学生については気になるのですね。
「なぜ日本に来たの?」と定番の質問も。

毎日のように米大統領トランプ氏の発言や大統領令の異常さが報じられる。
だがトランプ氏は日ノ本の安倍氏を真似ているに過ぎない? 彼のお嬢さんも安倍氏の言う通りすればいいといったとか言わないとか。トランプ氏の7か国からのアメリカ入国を制限するという大統領令について「合憲だ」とは言いにくいので、これについては直ちに大統領令に従わなくていいという趣旨の発言をした司法長官代行をトランプ氏が解任した。
意に添わない者があれば首をすげ替えればいいというのは安倍氏の得意なところ。日銀総裁、NHK会長、そして、安保法制は違憲の疑いありという法制局長官のすげ替え。もうそれはトランプ氏も青ざめるようなやり様。
トランプ氏の行状については「考えられないほど異常」だとばかり連日報じるNHKなどのマスコミも、彼の安倍氏の時には「粛々と」報じたに過ぎない。
もっともNHK会長は、国民的な批判もあって事実上押し戻された。次は日銀総裁だろう。安倍氏は「日本の為替管理≒円安誘導は怪しからん。」というトランプの恫喝にどこまで抵抗できるか。円の切り下げが目的ではなくて景気浮揚策(インフレターゲット策による)だと説明して理解を求めるなんて、夢見たようなことを言っているが、そんなことは経済学的に言っても通らない。円安誘導で輸出産業を応援してきたのは事実なんだから。(それで輸出産業が好調になれば〔景気が良くなり〕株価も上がる。そのためには円が安いことが不可欠だというのが彼らの構想だったはず。〔そのために円の価値を下げる=インフレ率2%を目指せという]異次元的な金融緩和をしてきたではないか。それをデフレスパイラルと断ち切りインフレ誘導して投資マインドを高めるためだったなんて説明しても、日本国内ではだませても、アメリカには通用しない。クリントン女史もそう言っていたではないか。)
そうなればアベノミクスのカギを握る黒田日銀総裁の首も危なくなる。
さあ、安倍氏はどうするか。
と、それはともかくとして政治や法には歴史的継続性が求められる。それでないと正当性が疑われるからだ。安倍氏に革命を求めるというのならば話は別だが。
だから法制局長官のような保守的なポストの人間を、その時の政権が容易く首をすげ替えるなどという事は政権の正統性を不安にするやり方だと言わざるを得ない。
トランプ氏はそのことでまるで『独裁者だ』『ヒトラーの様だ』と言われているのだ。だとしたら安倍氏が『独裁者だ』「まるでヒトラーの様だ』と言われなくては、彼の名誉にかかわるというものだ。
- 2017/02/03(金) 00:00:22|
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