雪がやんだ日なので寒さに震えあがるというほどではないのです。
というか、私自身が若いころには寒さがとても嫌で「夏が大好き!」と言い続けてきたのですが、それがいつの頃か体質が変わったように寒さの外に出かけていくようになりました。
防寒具に身を包んで自転車で街に出ます。
そうしてその寒さの中で楽器の練習をしているような「奇特な人」に出会ったりすることを楽しむようになりました。

それでも幸い今日の冷え込みは幾分緩いので、寒さの苦手なこの人も我慢ができているようです。
おばあさんの故郷が雪国なので雪景色そのものは嫌いではないらしいもです。というより子供の頃のワクワク感がよみがえるようです。
もう何度も撮影にはお付き合いいただいているので、多くを言わなくてもこちらの要求を汲んでくれところがありがたい。
私にとっては貴重なフォトマヌカンです。

今回の撮影の中で5月の個展に出せるものが撮れればいいなあと・・・・。

ところで、君 何がそんなにおかしいの?
写真家でもプロでもないのに個展個展て騒ぎすぎるって?!
まあ、そう言いなさんな。 何につけても目標があれば励みにもなり多少の向上もあるっていうものじゃないか?
君の写真も出すんだから大いに協力してもらわないと・・・・。

二部構成にして、半分は君たち若い女性の素敵な写真を並べるつもりなんだから。
壮大さとか社会性とか、そういうもののない写真だから、君たち自身の魅力が勝負のカギだからね。
えっ?! 被写体に責任を押し付けるなんて話が違うって? まあ、そういえば・・・・そうだね。

でも、いつも人は決まって僕の写真を見て「きれいな人たちですねぇ」って、上手に撮ったかどうか、撮った者の事には関心がなくて君たちをほめるんだから。
まあそういう意味では写真の撮り手は映画監督やカメラマンのようなもので、人を笑わせたり涙を流させたり感動させて拍手を浴びるのは役者の方だからね。
それでいいわけなのさ。

君たちの魅力を伝えるのが僕の役割なんだから「この人、素敵な人ですね。」という感想をもらえれば、以って瞑すべしというべきだね。
見るたびにいちいち撮り手が見えているようじゃ、撮り手の意図や仕掛けが鼻についてダメなのかもしれないね。
そういう写真観もひつとつだね。
- 2017/01/23(月) 00:00:45|
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