私は露店などでの「買い食い」をあまりしません。
祭りや縁日でも然りですし、手作り市に出ているお馴染みさんのお店でも同じです。
親がそういう事をしなかったせいだろうと思います。
そんな私が「食べてみようかな。」と思いました。

トルコの方でしょうか。 ケバブを焼いています。
テレビ番組や映画の中ではよく見る風景です。
それに最近の私の中にある来日して働く外国人に対する関心がそうさせたのかも知れません。
日本に来て7年目だそうです。

「辛いのがいい? 甘いのがいい?」
「辛いの? ずいぶん辛いのですか?」
「本当はもっと辛い。でも日本人に合わせてあるから大丈夫と思う。」
「じゃあ、辛いほうで。」

焼かれている肉からはずいぶんと油が出ています。
奥側のスピーカーのようなものがヒーターです。
「夏の8月に始めた。 正月はたくさんの人だったけど、今は少なくなった。」
夏だったらビールが美味しく飲めるんじゃないかと思いました。そしてやはり食べてみると「ビールがほし~いっ!!」
いえ、辛すぎたからではありません、程よく辛くて美味しいのです。

500円硬貨を握りしめていたのですが、カメラを取り出す際に、ついポケットに戻してしまい・・・・。
「500円ね。」と言われて、
あれっ?! 今ここにあったはずななのにどこに行った?とうろたえてしまいました。
「いいよいいよ大丈夫。急がないで、いいよ。」
インド料理のナンを薄く焼いたようなものに削った肉を挟みます。
そしてそこにキャベツやピクルスを・・・。このピクルスもまた美味しかったです。

この日はたまたまキャノンの5Dに85ミリのプラナーをつけていましたから、フォーカスはマニュアルです。
そして、この後の撮影でも、なぜかちっともピントがつかめないのです。
状況が暗いと、本当にピントに苦しみます。 いったんf1.4の開放にしてファインダーを明るくしてフォーカスし、それから適正に絞ればいいという様な事さえ、うっかりしています。
相変わらずの初心者ぶりです。

オート、オート、オートに慣れてしまうと、ただ被写体に向かってレンズを向けてシャターを切れば何とか写るという悪い癖がついてしまいます。
そうしないようにできるだけマニュアルで撮っているのですが。

撮るのはもっと話してからにすればよかったというのが最大の反省です。
いつもは結構しつこく話すんですがなぜか急いでしまいました。基本に忠実でないといけません。
- 2017/01/21(土) 00:00:04|
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