これまでメゾティントという手法の版画では画面が暗く陰鬱な作品が多いように感じてきました。
けれどいくつかの色を使ってやや明るさとほのぼのとしたやさしさのある作品がいくつか見えました。
そのほのかな色合いがとても好もしかったのですが、切り絵のユーモアはこの人のまた別の好もしい面を見せてくれていました。

お酒が入ると、私もマニュアルでのピント合わせに時間がかかり、かつ不正確さが増します。
絞りたいのですが部屋は暗く、またシャッタースピードも稼ぎたいので、絞ることができません。そうなると・・・・ご承知のように・・・・被写界深度が浅くなりますから、動きのある被写体は追いきれません。
ISOを上げればいいのですが2世代以上も古いモデルであるこのカメラではI最高感度が大したことはありませんし常用域はぐっと低いのです。
でもまあこんな、窓もない環境でもストロボなしで撮れるのですから、頑張るしかないです。

ずっと以前、ここである初夏の方に撮らせていただいた時にはASA100の呪縛から逃れられなくてISO800にさえ上げられませんでした。おかしなものです。その頃は400で撮ることさえ、なんとなく抵抗があったのです。
で?今回も 1000がやっとです。1000にすると落ち着かなくていけません。おかしな心理ですね。

せめて50ミリ f1.4をつけていればもう少し違ったかもしれませんね。
コンサートの続きで来るのでなければカマラバックに詰めてこられたのですが、いかんせん・・・、というところです。

お友達や知人の方々がおられるので、一層楽しい雰囲気です。
「演奏会」というより皆で楽しく、輪を作りといった感じ。
カメラに向かった入りいろな表情も見せてくれました。ですがそちらは動きが速すぎて・・・・。

私は次の個展での「音楽家コーナー」の下心もありますから、粘りました。
と同時にやはり音楽の楽しさですね。
一緒に気持ちよく揺れていました。

今度明るい会場で、もう一度撮らせてくださいね。
- 2017/01/15(日) 00:00:59|
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