カテゴリをなんとすべきか。
版画家で切り絵作家でジャグラーで・・・・そしてアコルデオン奏者。
多能な人はいるものです。
しかし、今日はその中でアコルディオン奏者として「被写体」になっていただきました。

西利という漬物の製造販売会社があり、そのお店の一つが四条の花見小路近くにあります。
この3階は写真の個展やグループ展がほぼ通年行われていて、4階は写真のほかのジャンルの作品の展示もたくさんされています。
わたしは写真展で凹むことが度々だし、異なったジャンルの絵画やオブジェや焼き物や・・・・の作品にも触れたいのでできるだけ4階も見ることにしています。

その「懸命」な戦略のお蔭でこの方に出会うことができました。
今回は「メゾチント」の作品とウイットに富んだ切り絵が展示されていました。
作品についてお話を聞かせていただいているうちに、「明日、アコルディオンの演奏をします。お酒やちょっとしたおつまみを楽しみながら聞いてもらえますからどうぞ。」とお誘いいただけました。
むろん私に否やがあるはずもなく・・・。

ところが帰宅して「あ~っ やっちゃった!!」 先に書いたニューイヤーコンサートととランチは、その明日だったのです。
それで演奏を聞いた後で駆けつけることにしました。
私は、演奏を聞く前のランチの際に美味しいワインを何杯かいただきましたので、少し「いい気分」なんですが、既に演奏を終え友人知人の皆さんとおいしくお酒を召し上がった後のこの方もちょっといい気分の様でした。

それで遅刻して会場に来た私を歓迎していただいて、そのうえ「是非弾いて聞かせてください。」という無理なお願いも聞いていただけました。
前の日には私が写真を撮っているという事をお話していますし「撮ってくれるんですか?!やったー!!アコールディオンの演奏の時は皆楽しくやっていますからシャッター音の事は気にしなくていいですよ。」というお話になっていたのです。

「大分飲んだからちゃんと弾けるかなあ。」なんて言いながら「ろくでなし」などを弾いてくれました。
一曲くらいならという感じでしたのに、数曲弾いてくれました。
とても楽しい方で・・・・お酒の力もあったのでしょうが・・・・聴く側の反応に気持ちよく応えて弾かれます。

こんな上手で楽しい演奏なら私の個展の時にも来て弾いてほしいなあと思いました。
ワイン一本ぐらいなら御馳走しますけど、いかがでしょう。
- 2017/01/14(土) 00:00:48|
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