ここは出町柳。
寒い冬に水辺に来るなんて・・・と思われる方も多いと思うのですが、案外に人が集まります。
そしてここにはよく楽器演奏をする人も見られます。

先ほどまではもう一人の男性が混じっていたのですが、どこかに行ってしまっていて男性二人と女性一人。いえもう一人、小学生の女子。
いつも一緒に演奏する仲間ではなくて、今どこかに行ってしまっている男性つながりのめったに会う事のない方々だそうです。
その彼がいないためになかなか演奏の方向がまとまらなかったのですが・・・。
「写真ですか? いいですよ。」

で、演奏が又始まりまして・・・。
この小学生の子がカスタネットでリズムを取るのですが「私、リズムを取るのがうまいでしょ」と。確かに上手です。
しかもローラーブレードを履いて周囲を踊るように回るのです。

「こんな歳末の慌ただしい時に出てくる人もあるんだなあ。」と自分のことを棚に上げて考えていたのですが、「仕事が終わって、明日九州の郷里に帰るのですが・・・。」とそのわずかな狭間の貴重な時間で楽しんでいるのですね。
なるほどそうですよね。学生と言い、働く若者と言い、京都生まれで京都育ちでない人は多いのですから、いま年末年始の貴重な「お休み」タイムなんですね。

31日の竜安寺や仁和寺にも少なくない人たちの姿を見ました。
京都で正月を迎えよう、そういう観光の人たちもまたたくさんいるのです。それも海外から。
いろいろなところが休みなのによく来るなあ・・・・なんて言うのは実情を知らない寝ボケた私のようなものの感想で・・・。
これまた考えてみれば当然のことで・・・。

毎年暮れになるとニュースでは決まって「年末年始を海外で過ごそうという人たちが空港に・・・・・。」と報じられ其の多さが報じられます。
向こうに行く人もいればこちらに来る人も又いて当然なんですね。
昨年夏に、バカンスの真っ最中のドイツに行きました。その時に、「みんなが仕事を休んで涼しい森や海外へと長期休暇を楽しみに行くのに、わざわざ遠方からこの(くそ・・・といっていたかどうかは分かりませんが)暑いドイツに来るもの好きもいるんだなあ。」と思われているんじゃないかと思ったことがあります。
つまり人にはいろいろな事情があるという事ですね。・・・・えっ?! 話が混乱して筋が通っていないですって?!
そうかなあ。

立場を変えてみれば世界も変わって見えるという事ですね。 (えっ?! そうなの?!)
- 2017/01/10(火) 00:00:49|
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