三が日の最後の日です。
一年の計が三日坊主で終るのならば、今日で最後ですね。
私は、また明日からは例年のごとく惰性の日に戻ります。

ところで私の「一年の計」は、そもそも何だったのでしたか?
という事は元旦のそもそもから惰性の毎日という事でした。
一休も驚く「全休の人」ですね。そうか、今年は「蒼樹」あらため「全休」としようか。 確かに定年後の「全休」生活だし。ウム、いいアイディアだ。 蒼樹だなどというよりも「全休」の方が洒脱でいいかも知れない。

舞妓、芸妓の世界も一昔前とはずいぶん変わってきているとも聞きます。
縁のない世界ですからどういうことかわかりませんが。
それはそれとして「おおきに おにいはん よろしゅうおたのもうします」と声をかけてもらうと何やらうれしい。

普段、祇園や高瀬川辺りを歩いていてもたまたま目が合って会釈してくれる舞妓や芸子たちがいる。何の縁もゆかりもないのですが彼女たちにゆとりがあるときは「あつおすなあ」などと返事が来る。
先日も、寒い日に両手を揉みながら上七軒の通りを歩く若い芸子に「今日は寒いね。」と声をかければ「さむおすなあ」とニッコリする。
私はそういう花街を担う若い女性としての写真は撮りたいと思っている。まあ実現は難しいけれど、せっかく京都に住んでいるのだから。

ある舞台で、壮絶なお稽古を重ねて三味線を見事に弾く若い芸妓を見ました。
舞台後にご両親のもとに駆け寄る姿は普通のお嬢さんです。ですがいったんお姉さん、おかあはん、ご贔屓の前に出ればやはり「芸妓」です。
花街は我々庶民にはほとんど縁なき世界ですし、私には近づくこともできません。
けれど舞妓、芸妓、あるいは太夫たちと話してみるとやはりそこには、一人の芸や伝統を担う女性がいるのでした。
にっこり笑ってt綺麗なおべべを着ているだけでない彼女たちを撮りたいものです。
満彩野はん おきばりやす。
- 2017/01/03(火) 00:00:08|
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