つい先日ある小さな集まりがありました。
「フルートの夕べ」と題した集まりで、演奏が終わったあとにワインパーティーがありました。そこにはおよそ20人ほどの人たちがいましたが、もし、そこにいるはずの主人公が参加していれば3人の人が被写体になってくれたことになります。撮らせていただいた時期はそれぞれ違います。

そしてそこで私が撮った麻谷氏の写真を見て「あれは素晴らしい!!」と握手をしてくれた方がいて、いずれその方も撮らせていただけるような話になりました。
「点」が「線」になり始めているかなというのが今年の特徴です。
偶然の出会いから、やや背景・縁のつながりのある出会いになりつつあるのです。
そこがこれまでの5年とは違う今年の傾向です。

この事は同時に、少しお会いする人のジャンルが狭くなっているということでもありますから、その功罪を意識しながら進む必要を感じています。

こうしてお会いする方と多くの場合は深い交際ができるわけではありません。
たった一度だけの二度とない出会い。そういうケースが依然として多いのは間違いありません。ですが、そこにやや厚みが出てきた、重なることが出来てきたという事は言えそうです。

とりあえず私の世界との窓口はこの写真しかないのですから、どっち道ますます多くの方に出会って、その素敵な人をカメラに収めていくことに変わりはありません。
そうしていくうちに、もしより豊かな、あるいは有意義な意味がある方向が見えてくれば、自然にそれにしたがうまでです。

とにかく写真は楽しいのですから、それが苦になることはありません。
カメラとレンズは、私にとって魔法の道具ですから。

その魔法が私を未体験ゾーンに連れて行ってるかもしれません。
いえ、既に十分ワクワクする魅惑ゾーンに案内してくれています。
- 2016/12/17(土) 00:00:07|
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