街を歩くとクリスマスの飾りつけが一杯です。
クリスマスの心は、まあ別として、飾りつけや楽しい会食はもう定着していますね。
昔のように勤め人のおじさんたちがへんなとんがり帽子をかぶって繁華街を千鳥足で歩くような姿が減ったことはありがたいことです。そのかわり年齢層がぐっと下がって若い人たちが少々はめをはずす姿はいささか・・・・。
木屋町辺りは「おじさんたち」には近づけません。
そんな季節ですね。

「今年はどんな年だった?」
TVなどでの話題になります。大して本質的な話を取り上げるのではなくて、大概世間の表層の話ばかりです。
何日か前に恒例となった清水管主による今年を象徴する漢字一字の揮毫は「金」でしたね。少々大方の人々におもねった選択だなあと思いました。むしろ第3位の「変」の方がふさわしかったと私は思いましたね。

政治も経済も、そしてマスコミも「変」です。おかしいです。
でも、私の今年一年の中では、今日の人のように「まっとうで仕事や自分の取り組みに胸を躍らせる人々」に出会えてきたことが何より貴重だと感じることです。
私は、世の中の「変」に対するアンチテーゼのつもりで、この写真を撮っています。

「若い女の子を追いかけてとっいてはダメじゃないですか。そんな場合じゃないでしょう?!」とおしかりを受けた話は以前も書きましたが、そんな場合だから撮っているんだというのが私の偽らざる気持ちなんですね。

社会の初々しい成長点、形成層を確認したいじゃありませんか。
その存在を喜びあいたいですね。

この人は私が今年撮らせてもらった人たちのうちで最も若い人でした。
10代から80代まで、撮らせていただいた方々の年齢は広がります。
30代40代の方はとても少ないです。

20歳代と50歳以上の方々が多数を占めます。
男女比は、もう長期にわたって男性52.8%に対して女性47.2%という位です。不思議なことにこの比率はそう大きくは崩れないのですね。
今日までに実数で1103人の方のご協力いただきました。
実人数の増加のペースはグンと落ちています。1年に200人のペースが150人程度になりそうですね。
そこにはいろいろな事情があるようです。
- 2016/12/16(金) 00:00:14|
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