ポートレートの出来不出来はモデルが80%を握ると言われます。
写真の出来の悪いのをモデルのせいにするという言い訳の言葉では勿論なくて、いいモデルを得られれば写真の成功は決まったようなものだという乱暴な楽観論でもないわけですが、モデルの占める割合が大きいことは体験的にもよくわかります。

その点、私はとても恵まれていると思います。
そこで、あとの20%をもっと何とかしろよと言われそうですが、果たしてその通りですね。

「モデルの比重が80%論」が正しいか否かについては議論の余地が十分にあると私は思っているのですが、何より・・・・ただキレイに撮ってくださいね。記念の写真がほしいんですというのではなくて…多少とも一緒に良い写真にしましょうと思っていただける人かどうかということが肝心です。
その半面として撮り手に対してどういうイメージを抱いていただいているか、そこもまた大事な点だと思います。
そういう事からすると、私自身を振り返って、未だしの感が相当深いことは事実です。

ところで、ここは私のとっておきの場所の一つなんです。
ここまで来て撮りたい思いは何時もあるんですが、いろいろ条件がそろわないと実現しません。

晩秋の京都を一人歩く風情は出ていますでしょうか。

演歌っぽくじめじめドロドロさせたくはないのです。

華やいだ観光地ではない京都を歩く静かな気持ち、それが出るといいなあ・・・と。

ちょっとここでいつもの自分を振り返ってみて・・・・。
- 2016/12/14(水) 00:00:27|
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