秋の忘れ物を探して歩きます。
今年の紅葉についてはいろいろ残念な評価もありますが、私はこうしてその季節をとりこんで人を撮れれば秋を満喫したことになります。

続けて私のブログをご覧いただいている方には記憶があるかも・・・。
この人は賀茂川でジャズ・トランペットの練習をしていた人です。
学園祭ではビッグバンドの一員として演奏に参加していたばかりか、ボーカルとしても活躍されていました。緊張が和らいだあたりからの歌声からは、かなりの歌い手と感じました。

京都にはたくさんの大学がありますから街のなかでも比較的たくさんの若者の姿を見ることができます。
そうだからといってもなかなか個人的な接点がもてるわけではなく、若い方との交流の機会は貴重です。
大学の学園祭を覗くと、大きな違和感を感じる姿も見ますし、若い人たちとの間に日常の価値観のずれに苛立ちを感じることも少なくないのは事実です。自転車や歩行のマナーなどについては、いつか大きなトラブルを起こしてしまいはしないかと、私自身に不安を感じることさえあります。
それでも幸いなことに、写真を通じて、こういう風な出会いを得て、若者の・・・当然持っている・・・・・素敵な側面を見せてもらうことができるで、何とかバランスを保つことができます。
こういう眼差しができる人は素敵ですね。

多分基本的な学業だけでもとても忙しい人なんだろうと思います。
その中でも、狭く勉強に閉じこもることなく好奇心をもって生活・活動している様子がうかがわれます。
と言ってもこういう風に写真を撮るのは初めてのようですから、さすがに初めはぎこちないところがあったのですが、
呑み込みの早い人です。

家族に大切に育てられてきたという感じがとても良い雰囲気となって身についています。
- 2016/12/08(木) 00:00:43|
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