こんな風に年を重ねられたらいいなあ、・・・・そう思いました。
「撮っていただけるの?! うれしいわ。」
一瞬間だけ戸惑われていましたが、こうお返事をいただきました。

別の会場で傘寿を迎えた幼馴染6人展を見ました。
油絵、陶芸、書、写真などそれぞれの作品を持ち寄っておられましたが、いずれもお世辞ではなく素晴らしく高度な出来栄えのものでした。
小・中・高と同窓で、退職後また京都に戻ってきた幼馴染の会です。
お仲間のお一人をこの夏見送られたという事ですが、とてもうらやましいお付き合いだなあと思いました。

この六人展を繰り返すたびに同じ小学校の地元の同窓生も駆けつけてくれて「同窓会になるんだよ。」とおっしゃっていました。
私は故郷を離れたままですから、こういうことは到底望めません。
長年お願いしている中学の同級会も、もう6、7年開かれないままですし、小学校、高校はその気配もありません。
それにしても傘寿を迎えられた人たちの作品とは思えない勢いのある力強い作品が並んでいました。
この方の作品の瑞々しさもまた然りです。

こういう諸先輩の姿を見せていただくと「もう年だし。」などというのは10年、いや20年早いと言わねばなりません。
おっと、待ち合わせまであと5分しかありません。急がねば。

いつもですと「申し訳ありませんが、本来ならお写真をお送りするところですが、なんせ年金生活者ですので、ブログの写真をコピーしていただけますか(E・メールをいただければ写真を返信に添付させていただきます。)とお願いするのですが、
ご住所をいただいています。

「ぜひまた次の絵を見せてくださいね。」
とお願いして、待ち合わせ場所に急ぎました。

この方らかは後日丁寧なお礼のお手紙とともに手作りの手毬が送られてきました。
写真を知人友人に見せて「自慢」してくれるのだそうです。
喜んでいただけて、うれしいですね。
- 2016/11/23(水) 00:00:07|
- 絵画
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