バイオリンです。
音が不思議でした。
クラシック音楽の奏法ではないのです。中国風な、まるで二胡の演奏のように音を響かせます。
音がうねるとでも言ったらよいでしょうか。

そのような奏法でだけ演奏しているのではないのです。
あえて不協な音も試しているようです。
この人も何かただ者ではない気配を感じさせます。

この「ただ者ではない」雰囲気の人は、どうも本当にただ者ではないようで・・・・。
バイオリンだけでなくダブルベースなどの弦楽器ばかりでなく金管各種も演奏できるんだそうです。
そして映像。
ですから「写真も少し撮ります。」
アチャー、これはまずい。

私がどな写真を撮るのかとと聞かれたので、いつも携帯している写真を見てもらいました。
すると、これまでのどの人より具体的に評価してくれました。
そして、「私が一番好きなのは・・・・・(秘密ですが)・・・・・やはり若い女性ですね。」とのことでした。
「Me too.」

彼は、オーケストラのすべての楽器を自分で演奏するつもりらしいです。それを練習するのは大変なことです。
「ですからそれぞれの楽器のプロパーの人に比べて決してうまくはなれない。けれど私はそれぞれの楽器を自分で演奏して、それを映像と結び付ける総合的な作品を作るつもりだ。」
それが彼の目標なのです。
なんて壮大なんでしょう。
そういうことができる電子楽器があるというのに、敢えて自分で楽器を演奏しミキシングし映像を制作しようというのです。
やはり「ただ者ではない。」のでした。
- 2016/11/16(水) 00:00:39|
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