川辺に腰を下ろして二眼カメラにフィルムを装填していました。
『カメラ女子』などという言葉がありますが、そういう括りには入らないだろうなあと思って声をかけました。
案の定専門的に写真を学んでおられました。

近いうちにご自宅に暗室を作りたいと目下資金作り中だそうです。
本格的です。
私のようなアマチュアではありません。

けれど同じ写真仲間として楽しくお話しさせてもらいました。
「撮っていいですか?」と尋ねられましたので「僕も撮ります。」とお互いに。
ワンカットずつという感じでしたが、相手はコストのかかるフィルムですし、こちらはデジタル。
しかも年の功は図々しさの違いとなって表れます。

ごちゃごちゃ言いながら数カット余計に撮りました。
「あっ!!白飛びしちゃった!」
「でも女性は白飛びくらいを喜びますよね。」
よくご存じで。 その辺をお分かりなのは当たり前ですね。

写真のお友達ができそうです。
アメリカの大統領選について毎日のように、というか時々刻々報道されている。
日本国内の地方県知事選など立候補者がそろった時点と投票結果のみ。国政選挙だって論争点を深化させるような報道など虫眼鏡で探さないといけない。
それなのに他国の大統領選挙の動向が日々刻々伝えられるのはなぜだろうか。
それにしても二大政党制(などという「制」があるとすればの事だが)がいかに無残なモノかを如実に物語るアメリカの大統領選挙。
クリントンを選ぶか、トランプを選ぶか、私ならどちらも選ばない。そうなると私の思いはどこにも積極的には表明できない。
クリントンにしてもトランプにしてもアメリカの体制は少しも揺るがない。こういう劣化した政治家しか大統領候補でないとすれば、アメリカ国民がこうした政治家にしか希望を託せないとしたら、そして何よりそのうちからより悪くないほうしか選べない「二大政党制」が堅固であるならば、アメリカの支配層にとってはなんて安全な選挙制度だろう。
金融独占体やハイエナファンド、そして軍需産業は「粛々と」自己利益を追求していけばいいのだ。
二大政党「制」は現代の政治秩序のための安全弁であって、それによって民主主義が、あるいは国民世論がよりよく実現するというものではない。
民進党が現在のように停滞、迷走してしまっていては日本で「二大政党『制』」をいまさら声高に主張する人は少ないだろう。
2大政党が国を覆い尽くすということがこんなに政治を退廃させ、衰弱させるのだということが眼前のアメリカ大統領選でわかる気がする。案外日本のマスコミが連日事細かに報じているのはそこのところを日本国民に知らせたいからかもしれない、とふとそう思た。
- 2016/11/08(火) 00:00:22|
- 写真
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大昔、一時期安物2眼レフを使って6×6で遊んでいた頃がありました。
撮影済みブローニーのモノクロフィルムをダークバックの中で現像タンクに巻き取ると、何となくプロの写真家っぽくて、一人で悦に入ったものでした。
今、そんな機材も二男の部屋に埋もれています。
拙宅を建てる際、作った簡易暗室も今は物置と化し、引き伸ばし器の上はティッシュペーパーの束が積まれてしまいました。
何となく懐かしくて、Ⅾ-76の臭いを思い出します。
- 2016/11/08(火) 11:41:15 |
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- MK #c5NzTaeA
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こんばんは
女性で2眼レフの方は珍しいですね
大きな一眼レフを持っている女性はたまに見かけますが…
写真の撮り合いとは楽しそうな
一時でしたね
それにしても、明るそうな方ですね
笑顔が素敵です
- 2016/11/08(火) 16:24:11 |
- URL |
- free-man #-
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MKさんのブログを読ませていただいて音楽だけではない趣味のキャリアを感じていました。
私の友人たちの中にも自宅に何らかの暗室を作って現像、プリントしているものがありました。フイルム時代にそういう経験をしていると写真に対する感性や思いが違うような気がします。ただ残念なことに私には経済的な理由もあってそういうことは遠い憧れでしかありませんでした。
ですからこういう若者を見ると羨ましくて仕方ありません。
- 2016/11/10(木) 21:04:27 |
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- soujyu2 #-
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コメントありがとうございます。
学校で写真を学んでいる女性は意外に多いようです。そして今どきのデジタルカメラよりもむしろクラシカルなカメラを見つけ出してフィルムで一枚一枚丁寧に撮ってる姿を時々見かけます。
ただ、確かに2眼というのは男女問わずに珍しいですね。
- 2016/11/10(木) 21:08:36 |
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- soujyu2 #-
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