写真撮影のためのロケハンは案外に楽しいものです。
私は普段から街を歩くときに、いつもほんの少し意識してロケハンをしています。
いつどんな人が力を貸してくれることになるのかわからないからです。
今日のこの人は、同じ京都市内にお住まいですからどこかでばったり顔を合わせても少しもおかしくはないのですが、短い期間に二度三度『バッタリ』会うと不思議な感じです。
えっ?! ストーカーをしていたんじゃないかですって? う~~ん、どうでしょう。

で、たまたま会った時に「近いうちにまた・・。」というお話になるという幸運もたまにはあるのです。
そうなるとロケハンには一層熱が入ります。
ショーウインドウでも著作権が問題になりますので、撮り方に注意しなくてはいけません。
そういう時代ですから店頭をお借りする場合にはそのお店の方にお許しをいただくために声をかけるのですが、これが存外難しいのです。
「本社に申請してください。」などという場合や、何かはっきりしないけれどとにかく「ダメ」だということがあります。

お店の宣伝をして差し上げるわけではないのですから、何のメリットもないのに「邪魔だなあ、面倒だ」ということもあるでしょう。
でも今日撮影しているこちらのお店では快くお許しをいただけました。河原町通りの五条を少し上がったところにあるお店です。
ロケハンをしていて、とても感じのいい店前のテラスが目につき、「すみませんが・・・・」とお願いしました。
後日出かけたこの日は暖かい日差しがあり、気持ちの良い写真になりました。

フジのオートホワイトバランスだとこうなります。 好みや評価は分かれるとしても色味はまさにフジというところでしょうか。
オートの設定ですから被写界深度も深くてお店の様子もよくわかります。

フォトマヌカンのこの人が、見た目も性格もとても良い人なので撮影に一層熱が入ります。
事前にお願いしていた黒の服を着て来てくれたのですが、それがまたとてもいい感じです。

実は別のカメラでも撮っていますので、このカメラの時は同じようなアングルと画面設定になってしまいました。
また後日そちらもアップしたいと思っていますが、ずいぶん違った雰囲気になっています。
(ですからカメラとレンズを選ぶのはやはり意味があるのですね。デジタルカメラはボディーを選ぶと同時に「フィルム」も選んでいることになりますから、なおのことです。)
- 2016/10/28(金) 00:00:51|
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