パネルを見ればこの人の波乱万丈さを少しうかがい知ることができると思います。

私は会場につき、お話が始まる前に席を占めるのにどんどん前に押し出されるのをいいことにして、すぐ横にお尻を据えました。
カメラを手にしてこの方に「撮らせてくださいね。」とご挨拶して・・・・。
以前にも撮らせていただいて、その一枚を個展にも出させていただきました。
年上で、すでに名の知られた方ですが・・・・そういうことを私はほとんど何も知らないで撮ったのですが・・・・・個展会場にワイン一本をぶら下げてくるという気づかいをされる方です。

まじめになるとこういう視線、表情で人と向かいます。
この時には私の反応を確かめているのです。
○小路□麻呂式に大いに会場を笑いに引き込んでいるのですが、刹那刹那にはこうして目をきらりと光らせ、真顔を見せますます。

ただのおちゃらけで話しているのではないと言うことがきちんと伝わってきます。

彼は「70歳からの挑戦」と書いています。
高齢化社会は往々マイナスイメージで語られ、社会の荷厄介のように言われますが、とんでもないことです。
そして何よりそういう社会的動向の中で、一高齢者として生きる姿勢はとてもとても重要な意味を持つと私は考えています。
そのことをどこかで何時かまとめて話したいと思うのですが、どこからもお座敷がかからないので話せません。
それをこの人は自分の決意として、またそれを周囲にアピールすることで同じような高齢者を叱咤激励しているのです。
私も、お座敷がかからないので話す機会がないなどといてっていないで話す機会を作らねばいけないなあと思います。

- 2016/10/06(木) 00:00:07|
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