素敵な人たちと ｂｙ 蒼樹 お昼食（ひる）時にちょっと失礼します。 Ⅰ

　自転車を駐輪場においてふと振り返ると・・・・、
　以前から気になっていたお店の前にこんな人が。




　ここはお店の前を工夫した置物や絵などで上手にイメージを作っていました。
　アンティーク、ビンテージな品々をそろえているのだそうです。

　河原町通りから東に路地をほんの２,３０メートル東に入った場所です。

　そのどこにもプラスチックを使っていない照明器具の雰囲気とこの人の服の色、肌の色、そして口紅の色がとてもよくマッチしていたので、思わず足を止めました。




　外国の店先風な感じに、この人のスタイルもまたぴったりです。

　どうやら食事中のようです。
　「このお店のスタッフなの？」
　「ええ。」
　「この古びた器具と君の感じがマッチしてとてもいいねえ。　写真撮らせてくれる？」
　「写真家なんですか？」　　「う～ん、その辺はちょっと微妙なんだけど・・・。」
　「いいですよ。それで、私は食べてていいの？」

　このほっぺたを膨らましたところなど若さが出ていてとてもチャーミングですよね。

　





　流れの中で食事中の人を撮ることはたまにありますが、こうしてまるでそれがメインのように撮るのは初めてです。






　食事中のところ失礼ですが、写真を撮らせてください・・・・ということ自体が、ちょっと文字通り不躾ですよね。
　にもかかわらず快くお許しいただきました。