Kポップの代表的なグループ「少女時代」のPVの中に、メンバーたちが扮したマネキンたちが夜になると動き出すというものがありました。
夜のデパートで明かりが消えた後では巡回の警備員は懐中電灯の薄明かりに照らされたマネキンたちの列はちょっと薄気味が悪いかも知れません。が、こんなかわいいマネキンたちがさんざめいていたらそれはそれで楽しいことでしょう。
京都ではマネキンづくりが有名だそうです。

地方の小都市に行って通りの服飾店を覗くとマネキンが見えます。そのマネキンの鼻が少しだけ擦れて白くなっていたりします。
顔立ちやポーズもどことなく「古い」のです。
マネキンたちも時代とともに変わってきています。

最近街の服飾店などで見かけるマネキンには「ここまで奇をてらわなくてもよいのではないか?」と思うようなものがあり、またそのセンスに驚かされるものも見かけます。
しかし、これまでは当然に連想できるはずの「作る人」について余り思いが至りませんでした。

つま先だったときの筋肉の動きまで表現されているとは知りませんでした。
ハイヒールを履かせる都合で爪先立っているんでしょうね。
こうしたマネキンはリアルマネキンというようです。
脚が細すぎなくていいなあと思いました。後日デパートで見たマネキンはちょっとスリムすぎるように感じました。

撮影は許可されているとはいえ、こうした対象に一所懸命カメラを向けているのをはたから見れば、ちょっと奇異に映るかも知りませんね。
でもデパートやブティックでやるよりはましでしょうか。
私は背が高くなくて、マネキンは高身長。
アングルが決まってしまうのは少々面白くないですが、生きたモデルさんとは違う発想が湧いてくるのは楽しいことでした。

頭部、首、肩や胸のライン、・・・・、よくできていますね。
- 2016/09/13(火) 00:00:35|
- 彫刻
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