実は、ドイツから帰り、その後半年以上前から依頼されていた古楽アンサブルの撮影を終えると、それ以降パタリと写真を撮らなくなりました。
時々カメラを持って出るのです。暑いからといって外出を控えているわけではないのです。
そして以前ならここで「写真を撮らせてくれませんか?」とお願いするんだろうなあというような場面で気持ちが盛り上がらずに、パスしてしまうのです。
何故そうなったのかの心理をいま解剖しています。思い当たる節はいくつかあるのです。
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街に中には噴水がある。それはヨーロッパの街にはよく見られる光景ですね。

ここいる人たちは涼をとっているんだろうと思うのですが、私にはそこまで暑いとは感じられませんでした。
いえ、確かに暑い夏の一日ではあるのですが・・・。
若者は、前にも書いたように盛んにスマフォの画面をのぞき込んでいます。
そして気になったのが、女性の、しかも比較的若い女性の喫煙の姿です。
喫煙率が高そうだという感じはありません。でもそこここでタバコの煙をくゆらす女性を見たのです。
男性と女性の喫煙率は大差がないのではないかと感じました。
215年7月には男性喫煙率33.60%(日本が36.30%)、女性が28.70%(日本11.30%)・・グローバルノートより
なんだそうです。飲食店では原則禁煙だという事はありがたいのですが、なるほどあちこちで喫煙の姿を見るわけです。

自転車は大変によく利用されています。
そのための環境は日本とは比べ物になりません。
自転車専用レーンに自動車が何台も列をなして駐車しているとか、バスストップの度ごとにバスに幅寄せをされ、また行く手を阻まれる日本。車道を走らされたり歩道にゾーンが決められていたりと原則も机上の空論に終わっている日本とは天と地の違いがあります。

明確に自転車の通行ゾーンが決められ、そこに自動車は入りません。自動車の駐車スペースと自転車ゾーンは明確に区別されています。
ですから???自転車が安心して走れるのですが・・・・それでとてもスピードが出ていて、道路を横断するときなどにはそれはそれで怖いのです。
鉄道に自転車を持ち込めますし、生活の隅々まで自転車が浸透しています。ですから様々な用途の自転車、形状の自転車が見られます。

毎朝朝食前に暫しの散歩を楽しみましたが町中にも郊外でも通勤の人、バカンスの人などなどの自転車が行きかっていました。
まさに老若男女の足です。

お母さんとそっくりのファッションです。 後輪の両サイドに荷物を積める形も同じです。
それにしても、どんなわけでしょう、大きな荷物を運んでいますね。
お母さんの自転車はアシスト機能付きです。
町中をトラムが巡っています。なかなか乗りやすそうですし、充実しています。
京都にこそ路面電車が似つかわしいと思うのですが、いわゆる京都市電は多くの反対がありながら自動車優先政策の結果、1978年に全廃されてしまいました。今またその復活を願う声が増えています。
京都の景観保存は行き当たりばったりの金もうけ主義に私には見えます。
この京都に高速道路を引き込もうなどというのは愚策の極みです。

ドイツと言えば・・・・・ビール、ワイン、ソーセージ、ポテト料理に・・・・ザワークラウト。
乳酸発酵されたキャベツの漬物ですね。
そのキャベツの千切り用のスライサーでしょうか。

キャベツの葉を、一枚一枚剥いで揃えてナイフで切る、というのはなかなか面倒なことでしょう。
こうすればキャベツは丸のまま、あっという間に手軽に綺麗に切れますよ、という事でしょうか。

たまたま人通りが絶えた時に通りかかったからでしょうか。
「啖呵売」ではありませんでした。説明の様子も見たかったですね。
「撮っていい?」ときくと「オフコース」と笑顔を見せてくれたのですが、

ごめんなさい。
どこにもピントが合っていません。
せっかくいただいたチャンスのその瞬間に、手ぶれを止められないようじゃいけませんね。
今日は若者の要請にこたえて憲法の学習会です。
新しい問題意識で一緒に憲法を考えてみたいと思います。学校で使う教科書風のお話ではいま生きる憲法論にはなりません。
今、憲法を見直すという事は、同時に日本の近代史を学びなおすことと並行しなくてはなりません。
歴史修正主義を克服して日本国憲法を生活に生かせる世の中を作る課題に取り組みます。
皆さんは自民党の憲法『改正』案を呼んだことがおありですか。
古色蒼然、因循姑息、時代錯誤も甚だしいのですが、しかし、一方彼らなりの未来を構想しています。私としてはゴメン被りたい未来ではありますが。
こうした「改正」案を持つような党が与党だということが我々日本国民の政治的素養の一面を示しているのでしょうね。
ぜひ自民党の憲法案を読むことを国民に広く呼びかけたいものです。
- 2016/08/26(金) 00:00:56|
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