今回の旅行での課題の一つがストリートフォトという事でしたが、まあとにかく街で出会う人々が作る風景を撮ってみました。

関心というか、心を動かされる要因は一つではありません。
日本でいえば観光地の人力車というところでしょうか。
色や形の並びが面白いですね。 それに黄色の線の中にきちんと納まっているのもドイツ的なんでしょうか。

昨年のフランスでの同時多発テロ、今年もトルコなどで起こっていますね。
妻はかなりその怖さを感じながら、でもこの機を逃したら遠い外国には行けなくなるだろうと意を決して飛行機に乗りましたら、それだけで疲れが増したでしょう。
実際、ホテルは鉄道の駅近くでしたが、夜になるとその辺りにはアラブ系の人たちでごった返していましたし、お酒を飲み大きな声で口論し、たむろする様子には少々の不安を感じたことも確かでした。
ドイツがたくさんの移民を受け入れていることもあって、こうした変化はここ2年ほどの間で劇的に進行しているとのことでした。
私が早朝に散歩に出るのを妻はずいぶん心配そうに見送ってくれました。 が、朝にはそうした人たちの姿はごくまれでした。
ここではテロの犠牲者を悼む花が添えられていました。
「愛は憎しみに打ち克つ」と書かれています。
他の街にもこういう場所があり、街中に見えるヨーロッパの各国旗は「半旗」になっていることは先にも書きました。
ここからほど近いところでは、イスラム教の人たちが、イスラム教に対する誤解が広がらないようにと訴えて、対話を広げようとしていました。
それに対する市民の反応は冷静だったように感じました。

さて、ドイツでは一日の中に四季があるというほど気温の上下も激しいですが、突然晴れたり猛烈な雨が降ったりします。
その変化が我々ツアーにはほとんど完璧にうまいめぐりあわせとなり、ただ唯一、最後の夜の食事に向かう時に、その店が遠くに見えるころから激しい雨となりました。
で、われわれは急いで雨宿りをしたのですが、傘をさして悠然と歩く人もいれば濡れることを意に介さず歩く人もいました。
聞いていた通り、傘をささない人がけっこう多いように思われました。

日本の夕立と同じで「そのうち止むさ。」と構えることができるからかもしれませんね。

このお店に入りたいのですが、今、席を確保するように交渉中です。
中庭にはにオープンな空間に席があるそうで、この店に来たらぜひそこでビールを飲まなくちゃというわけですが、
「先ほどの雨で席もテーブルも濡れているし、またいつ何時雨が降るかもしれない。」からダメだというのですが、我々のネゴシエーターは容易にはあきらめません。


どうする?
上得意客だから何とかしようか?!
なんて話しているんでしょうか。
- 2016/08/25(木) 00:20:08|
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いつも楽しく穏やかに拝見しています、沢山の写真がありますので以前家内と旅行した時の建物や川と出会い再び感動しています。soujyu2さんが撮られる人物は以前からずーっと皆優しい人ばかりですね
- 2016/08/25(木) 17:44:23 |
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- くんざん #-
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いつもブログを見ていただきありがとうございます。
くんざんさんもご夫婦でドイツを旅行されたことがおありなんですね。私の写真で懐かしさを味わっていただいてうれしいです。
私は現役時代は国内旅行もほとんどしない生活でしたので妻にせがまれたこともあって意を決しての旅行でした。とても楽しかったですが。
私が撮るひとは「優しい人ばかり」・・・・かもしれませんね。
怖い人や偉そうな人が苦手で嫌いなものですから、ついそうなるのかもしれません。
- 2016/08/26(金) 08:33:12 |
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- soujyu2 #-
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