大覚寺・大沢の池から北へ指 庵の行く途中に「一ひら」という工芸雑貨のお店があります。「雑貨」と言うと誤解を招くかもしれませんが、石垣島の古布で作った掛けものやバッグ、石垣島のサンゴをデザインTシャツがあったり、帽子や陶器などもあります。お店のご夫婦はなかなかの多芸者のようです。
京都の生まれで一時期、石垣島におられたというご夫婦が今も石垣島とのパイプを保ちながら作品を並べています。
私は広沢の池から山沿いにグルっと自転車を走らせている途中でこの「一ひら」さんを見つけました。
ちょっとリッチにハンディがありそうです。 へは多くの観光客が行きますが、そのコースからわずかにそれているからです。

とても趣味のよい「古布」が活用された作品は魅力がありますが、開店してまだ間もないせいもあって「認知される」ための苦労が続いているようです。

ウッドデッキでは珈琲やケーキをいただけます。石垣島でカフェの経験をお持ちだとか。
奥でお仕事をしているときに出てきていただいてお話をうかがっているので・・。

お店の今後の方向性の模索や、経営の御苦労について話してくれました。
奥さんの後ろの壁にかかっている古布を生かした壁掛けもなかなか感じのよいものです。

奥さんのが着ておられるTシャツのデザインがサンゴです。
お店の主力商品をどうしていくのか、ご主人といろいろ意見を交わしているそうで「ほかのお店も同じように悩みながらなんでしょうか。悠々とやっているように見えるんですが。」とおっしゃるのでこれまで覗かせていただいたお店のことを少しお話しました。「皆さん同じですよ。」と。

物作りに自負と誇りが持てるような作り方・販売の仕方をしているかどうかがカギかなあ、とも。

「北嵯峨山王町」という地名や石垣島とのつながりなどアピールできるものがあるし、魅力的な作品を持っておられるので今後一層多くの人に可愛がられるようになっていって欲しいですね。
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- 2011/09/30(金) 00:01:21|
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