この方は「手作り市」への出店初体験の方です。そこに自分の描いた絵を持ちこみました。
写真のポストカードを販売している方もいますし、絵を販売している方もいますが、きれい、可愛いものが大半で、まあテーマを追求したものは稀です。
そこへ「芸術」を持ちこんだ彼女に目を止めました。「芸術」と書いたのは・・・などといらぬ説明をするとかえって話を混乱させるだけだと思いますのでやめておきます。
本人も少しこの場に戸惑い気味ですが、・・・。

そこにか描かれているのは「天照大神」「宗像三女神」などです。
「どのような姿をされていたのかわからないのでどう描いていいのか難しくて・・。」と言われた時には、少々困りました。どう返答したらいいのか戸惑いました。「実在したものではないのだから・・。」と云ったらいいのか、「記紀神話ができたころの人々の骨格や服装はね・・。」と話したらいいのか。

絵は寒色系も暖色系も、そして手前のバラの絵もとても巧みに色を使っていました。なかなかの技量だと感じました。
神話上の神々や登場人物には洋の東西を問わず独自の記号的な持ちモノや姿態があるから、そういうものを研究する必要があるかもしれないねなどと話しかけると熱心に耳を傾けてくれていました。

彼女の知り合いの方でしょうか。親しく話していました。彼女の隣がネイルアートの若い女性の出店者でした。彼女とも仲良く話していました。
はじめ彼女の間近で撮っていた私は次第に距離をとってできるだけレンズを意識しないでいられるようにしました。
すると、
こんな風に本来の彼女だろう表情が出てきました。

話をしている相手をまっすぐに見つめる表情、いいと思いませんか?!


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テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2011/09/29(木) 00:03:45|
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