同地で日本人に会い、その人がかの地で懸命に才能を開かせようと頑張っていることを知る。
その若者のことを少しでも伝えるべく写真に撮ったのに…ファイルごと失った。痛恨の極みです。
写真を撮らせていただいたご本人にも大変申し訳ないことです。
削除した記憶がないのでどこかに紛れているのかもしれませんが、その「記憶がない」というところに私の今日的な問題があるのですが。
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ここはドイツの陶芸の華、マイセンです。
ドイツ観光をされた方の多くはここを訪れていることと思います。実際私たち以外の日本人の姿を見ました。
マイセンのトレードマークは交差する剣です。

町自体は小さな規模のようです。
ドイツは封建時代の領邦が、個性を持って今に続いているようで過度な中央集権が進んでいません。
その点、何かとよく似ていると比べられる日本と大きく違うところです。

ここで職人さんたちが製陶の過程を公開実演されていました。撮影は許されていました。(ただこの事については後でまた触れる機会があると思います。)
私がドイツで人を撮る場合に一番容易に撮れるケースです。
ただ日本でこれまで度々こうしたケースで撮ってきているのですから、ここでもつい気合が入ります。

私の住む京都も世界的な観光都市であり、また工芸の街としても知られます。
そこでその工芸の紹介がされてはいるのですが、
やはり彼我の違いを強く感じざるを得ませんでした。

ここでは制作の過程がいくつかの小部屋ごとに紹介されています。
その小部屋に入る人数は限定されていて、各国語での説明音声が流れます。私たちには日本語での説明音声が流れましたが、その説明に応じて職人たちは制作の様子を見せてくれるのです。

旅行の添乗員は私の様なカメラおじさんが混じっているとストレスだろうと思います。
列を乱す、一人だけ離れたり、勝手な方向を見ていて話を聞かない。そしてこうした場所で不躾な写真の撮り方をして当地の人や同じツアー客の顰蹙を買う。何より困るのはその自覚がなくて注意をすると逆切れをする。
写真を撮って何が悪いか! わしは客だぞ!! ただの観光写真とは違って・・・・ワシの撮る写真は・・・!!!
などとね。
- 2016/08/09(火) 00:00:58|
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