今回のドイツ旅行の収穫のいちばんがこの写真でしょうか。
旅行はツアー旅行ですから、あらかじめ計画ができていて基本的には集団行動です。
自由時間も連れが同伴していますから、「自由」は大幅に制限されています。
私はドイツ語は無論のこと英語もできませんから、自由があっても何ほどのことができるのか・・・ということになりますが。
私がこれまで「人物写真」をとるにあたって、これという人に声をかけて撮影も公開も承諾していただいてきました。
その一方で「キャンディッド」という撮り方があることは皆様ご承知でしょうが、その撮り方に対して批判的に考える一方、日本の人々の余りに過敏な・・・・と私が感じているのですが・・・対応にも得心のいかない気持ちがありました。

それで今回、話しかけて承諾を得て撮る・・・・言葉ができないのですし、そんな機会を与えてもらえないツアーではなかなか難しいのですが。
ストリート・ショットをやってみる・・・・キャンディッドというほど人に迫れませんが。
という課題を持って出かけました。
ツアーは一人になれませんから、早朝にホテルを抜け出すのが一番です。
私は毎朝カメラを持って、早朝散歩をしました。
イタリアの時も同じです。
ローテンブルグという…迷子にはなりにくそうな小さな・・・・町です。
早起きをして街を歩いている人の多くが日本人旅行者なのには驚きましたが、中にこの人の姿を見つけました。
盛んに写真を撮っていますが、メインはニコンのカメラのようです。

「おお、ニコン?! ハロー グッ モーニング」
と話しかけますととても柔和で社交的な笑顔を返してくれました。
私が日本から来た者だ、私も写真撮影を楽しんでいると話しかけると、赤いそのカメラを見せてくれて「大西洋(USAとUKとの間の海に浮かぶ)の小さなちいさな島国から来た。」と自己紹介してくれました。
そして「あなたを撮らせてほしい。」とお願いすると、言下に了承してくれて
「オフコース どんなポーズをとったらいい?」
「その椅子に手をこうして・・・脚は・・・・。」

むろんブログにアップすることも了解してもらっての撮影なんですが、自己紹介カードの外国バージョンを・・結局作り損ねたまま来ていますので、日本で使っているカードをお渡ししたのです。
日本ついても知識はお持ちの様でしたが、何しろこちらの英語力があまりに心もとないので・・・・。
- 2016/08/07(日) 00:00:41|
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ドイツ編の始まりですね。
日本とは違った街の色彩がいいですね。
ローテンブルグというと、ロマンティック街道でしょうか?
私もいつかは行ってみたいと思っていいるところです。
- 2016/08/07(日) 07:50:42 |
- URL |
- Hudson Terrace #ZeBYuJyY
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> ドイツ編の始まりですね。
と行きたいところですが、どうなりますやら。
町も建物も石造りですし、それぞれが中世のままに再現保存されたりしているし、地方の農村の家々も集落の景観を意識して作られています。住民の自覚が違うように思いましたね。
いろいろな国に行かれたのでしょうがここはまだでしたか。
ドイツンもまた素敵でした。
- 2016/08/07(日) 19:22:24 |
- URL |
- soujyu2 #-
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