市内にお住まいの方ですから自転車で少し足を延ばせば鴨川に来られます。
こうして橋の下で描けば、雨も強い日差しも避けられます。

今日の空は、午前中には空一面に雲がかかっていましたが、今は印象派が泣いて喜ぶような雲が浮かんでいます。
空に雲があると変化がつけやすいですし、画面に表情が出ますね。
ただ、雲は流れ変化しますから、心ににその印象をしっかり刻まないと描けなくなりますね。

絵は必ずしも見た儘を描くのではないということを私が小学生の頃に教えてもらいたかったなあと、時々思い返します。
写生の課題で、昼頃から描き始めて、一生懸命描くのだけれどなかなか完成せずに・・・というのも刻一刻と風景は変化して、やがて夕刻ともなれば、光は黄色からさらに暗闇となって景色は全く変わってしまいます。
それをずっと忠実に追って描いていくと画用紙の上はどんどん黒くなり、しかも完成しない。
あまり帰りが遅いので親が見かねて探しに来た時には泣きじゃくりながら描き続けていた、そういう記憶があります。
画面奥に見える一群は「写真教室」に参加する若者たちです。
講師の3人も若い方です。 お一人は1DXでしたね。普段はブライダル写真を撮っておられるという事でした。
写真の基礎を教えてほしという要求はかなりあるようなんですね。

楽しみながら撮れるように上手に仕組んでいます。この辺りが若い感性ですね。
その様子を見ながら、つい口出しをしたくなるのを我慢して・・私はこちら・。

明暗差の大きい場合にどう撮ればよいか、あの講師に聞けばよかった。

最近あまりうまく撮れていません。

写真教室で教えてもらおうかな。
- 2016/08/04(木) 00:00:04|
- 絵画
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