少数ですが絵を描く方たちとの交流もあり、絵を描いておられる方たちに対する興味・関心も少しばかりあります。
で、ギャラリー巡りの際にもチャンスがあればお話を聞かせていただきます。
そんなことをしているものですから、こうして描いている方には殊の外注目してしまいます。
(今回のこの一枚)

「(描かれている絵を)覗かせてもらっていいですか?」
「どうぞ、どうぞ。 絵に興味をお持ちですか? 描かれていますか?」
幸いなことに好意的に受け入れていただけました。
どうやら私とは同じくらいの年恰好で、定年後に本格的に絵を学んで描いているとのことでした。
言葉としてはそういう説明になるのでしょうが、きっと仕事をされているときにも時々カンバスを持ち出して描いてこられたのに違いないのでしょう。

こうして外で絵を描かれている方に声をかけるときには注意を要します。
邪魔をされたくないなあという方や、制作の「過程」は見せたくないなあという方など、いろいろな方がいます。
以前、私も関心を持っていた建物を描いている方がいて、私もその建物をよく見ようと近づくと、憤然としてカンバスを裏返して、にらみつける方がいました。
まあ、無遠慮に絵をのぞき込む我々もよくない面があるのですが・・・。

向こうに見える橋を主題にして描きたいのだが・・・・、とおっしゃって、・・・・それがなかなかうまくいかないんだねぇ、と。

手前に見える芝地についても、どうも規則性がつかめないんだねぇ、土地の起伏や草の生え方が見えてこないんだ、とも。
なるほど、さすがに私とは見ているものが違うようです。

いつもは、人物を描いているんだけれど、ずっと室内にいると気持ちがね、・・・で、外に出て描いているんだが・・・、

そうだ絵に興味があるのなら、これを・・・、と。
「汎具象展」のDMをいただきました。それに出品されるのだそうです。
残念なことに、その開催期間はちょうど、私たち、京都ファインダー倶楽部の写真展の開催期間に重なります。
でも、見たいですね。
汎具象展はこれまで何度か見せていただいていますから、この方の作品も目にしていたのかもしれません。
いえ、いえ、出品は昨年からですよ。
- 2016/08/03(水) 00:00:52|
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