この人には以前も撮らせてもらったことがあります。
覚えていてくれました。ありがとうございます。

「この前は大きなカメラでしたね。シャッターの音が大きくて何か高級な感じでした。」
カメラのシャッター音も大切な要素ですね。
で、今日は事情があってX20です。 小さいですしレンジファインダー型です。ですからあまり撮られている感じがないかもしれません。
しかも、・・・・。

あるところで小さなコンサートがあり、ひょっとしたら撮影許可をいただけるかも、なんて思って、シャッターをマナー・モードにしてありました。
ですから撮っている本人にはかすかにそれと分かりますが、周囲の人にはわからないと思います。

いつもと違うので、ちょっと頼りないですね。
でも、こういう状況で撮らせてもらうには、周囲に迷惑をかけないし、ご本人の集中も妨げないし、良い機能だとも思います。
ですが私の場合は撮っていることを意識してほしいので、どちらかというとアルファ900の大きめのシャッター音が必要な時の方が多いです。
この人も良いカメラでしっかり撮ってくれているなあという感じを・・・・無論カメラ本体も目にしてはいますが・・・・そのシャッター音からも感じていたわけですね。

電子シャッターの場合は…必要があってフォーカルプレーンシャッターなどと組み合わせる場合もありますが・・・・単独なら音はしないわけで、スマートフォンの様にシャッター音を作ることになりますよね。多分。 そうなればその付け加えた音をやめれば「静音」というか、「無音」になります。(x20の場合はレンズシャッターですから、音をなくすことはできません。わずかに感触があります。「マナーモード」という名にした所以でしょう。・・・・というか、私はこうした技術的なことは実はほぼ皆目わかっていないのですが。)

でもそれだと何だか浮きの沈みもなければ引きの強さもなく、竿のしなりもないような感じで魚を釣ってるような・・・なんというか・・・・手ごたえがないのですね。
まあでもこうした機能があるからこそ撮れるという場合も確実にあるわけで・・・。
・・・・・・・・・・・・
波のような凹凸のある表面に線を見栄えよく引くのはなかなか難しいんじゃないかと思います。凹では細く、突出は太くなってしまいそうな。しかも斜めの線ですから。
この線の間にまた平行線を書いて、それに挟まれた中に伝統的な幾何学的文様を細かく描き入れていきます。

辛抱強さの無い私にはなかなかできない仕事です。
- 2016/07/31(日) 00:00:11|
- 工芸
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