写真を撮らせてもらってもよいかと尋ねると、
「時々ここに来られる方ですか?」と、以前実演のためにここに来ていた仲間から「写真を撮りたいと言う年配の男が現れるかも。」ということが伝わっていた。
わたしは要注意人物になっていたわけだ。
快く承知してくれた。

こうした技術を学ぶ学校に入る前には鑿や鉈などの刃物を使ったことがなかったそうだ。
ここには展示されていない自分の作品をスマートフォンの画面で何点か見せてくれた。
自分のために作ったものや家族を意識して制作したものもある。

今日は編むという段取りでなかったので、「残念だなあ。」というと、私の写真のためにそれまでしていた作業とは違う作業を始めてくれた。

将来は、高級感のある長く使って楽しんでもらえる良いものを作りたいいという抱負を持っているといいます。
卒業制作はどうするの?という私の質問に・・[秘密 笑い]・・・・と答えてくれたが、同級生と被ってはいけないので別のアイディアもあるとのこと。
それにしてもこの学校で学ぶ若者は短期間で素晴らしく良く成長するケースが多いように感じている。

ところで、この写真はフジのX20で撮っている。
フォーカスを外すことがままあるし、使いやすいとばかりは言えないカメラだが、モノクロはとても好きだ。
少し素人受けが良いように設定されているようにも思うが、私はその素人なので気にいっている。
ピタッと嵌るととてもいい感じになる。それでプロ2がほしいというわけ。Xt-2のファインダーがハイブリッドだったら文句なしなんだが、それは無理な話なんだろう・・・・か。


- 2016/07/21(木) 00:00:05|
- 工芸
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0