世界は平和ではありません。
世界にはごくごく一握りの豊かな人々と大半を占める貧しい人たちとで構成されています。
日本国憲法は「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」と述べています。
この人もまた、こうしたことについて深く考え自分の未来を重ねようとしています。
そこで世界のマイノリティーに心を寄せて撮り続けている写真家の個展に連れて行ってあげました。

写真家もおられて少しお話をさせていただきました。そしてこの写真を見ているこの人の撮影を許していただきました。

この写真展を今日のコースに入れたことをとても喜んでくれました。

そして私は、この写真家に「こうした作品こそ京都グラフィエに出展するにふさわしいから、ぜひ来年はノミネートして・・・。」とお願いとも何ともつかないお話をしました。ご本人にもその気がおありの様でした。是非とも実現してほしいと思いました。

私は若い知性が苦闘しながら成長していく姿をこの人を通じて見せてもらっています。
ますます聡明な女性に成長していってほしいと念願しています。

もともとはそれほどカメラを向けられることは得意ではない人でしたし、進んでカメラの前に立つ人でもなかったのですが、私がいつもカメラを持っていて、少しずつお願いしてきたので、今では「まあ仕方ないなあ」と観念してくれているようです。
これからもう、そう度々撮れるわけではないので、今を大切に撮っておきたいと、そういう気持ちもあるのです。
- 2016/07/23(土) 00:00:24|
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