この日、α900にキャノンのFD85ミリをつけていたのですが、どうもこの組み合わせをうまく使いこなすことができません。
f値が1.2というレンズですから何とかまた使えるようにしたいのですが。

混乱の一つの原因がアルファ900の基準ISOが200からという事にあるような気がします。拡張で100から行けるのですが、その拡張の信頼性が私には・・・・単に印象としてですが・・・なくて。
実に初歩的なところで迷走するわけです。
絵にかいたような「初心者」です。

明るいレンズですからファインダーも見えているはずなんですが、ピントも決めきれないんですね。
ニューF1にこのレンズをつけると実に快適なんですが。
先日、フジのXプロ2が気になって実機を見せていただきました。
その時にパナソニックのカメラも「見てみませんか?!」といっていただきました。
「私はEVFはどうも、ダメなんですよ。」なんて言っていましたが、EVFの画面も相当良くなっていると感じました。使い勝手もとても良かったです。
でも依然として私はOVF派です。

従来の発光ダイオードを使った撮像素子ではなくて有機発光ダイオードの撮像素子を付けたカメラが遠くない将来に出て来そうだとのことです。
受光キャパが格段と大きくなって単位面積当たりの受光素子数も飛躍的に増やすことができるでしょう。そうなれば、ダイナミックレンジもぐんと広がりそうです。(私の希望としては、高感度方向に食指を伸ばすばかりでなくて低感度にも丁寧に対応してほしいですが)
そうなるとまたカメラの世界が大きく変わりそうですね。

これでも一応三人を見てシャッターチャンスを決めているわけですが、そういうことのためにはやはりファインダーが大きな条件になってくると思います。
その点ではXプロ2は不十分かな。未だ見ないXT-2を待つことになるのかな。
でもレンジファインダーのカメラも楽しいんだけどなあ。

一方で、早晩カメラの重さが気になり始めることだろうと思います。
そうなるとフルサイズでなくてもという事になるかもしれませんし、いえいえボケの事を考えたらやはりフルサイズで小型≒今のところアルファ7シリーズかな。
でもその重さについても単純じゃないんですよね。
必要な重量感というものもありますし、秤で測った重量と、手にして感じる重量感は同じではありませんからね。
カメラの内部の重量配分や稠密感が大事です。
勿論、手に握った時の人間工学的形状と重量バランスのこともありますね。

ライカなどは結構重いです。私自身はあの重さ感は好きじゃありませんが、しかし、あれがある種の充実感・高級感となっているかもしれません。
カメラの良しあしは実に多元な連立方程式になっているようです。
そして、そうはいっても結局自分の目的と嗜好にとっての「良い」こそが解だという事でしょう。
- 2016/07/02(土) 00:00:31|
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