鳩のように人間からえさを与えられることに慣れてしまっている鳥の場合はどうなのかわかりませんが、人類が生存権をどんどん広げて、人間にとって・…ひとまずは・・・・都合の良い人口環境を作っていくと、その他の生物たちは、人類によって浸食された環境に適応して生存をせざるを得ません。そうでなければより狭い空間に追いやられて行って、種の連鎖の可能性を狭められていきます。
人が生活する空間に人とはずいぶんと異なった形をした生物たちが出入りしています。犬や猫、鳥や昆虫たち、無論虫眼鏡や顕微鏡で見られるレベルの生物たちも。
いや動物に限られないですね。

こうして変容させられてきた生命環境に対して、はたして人類はどれだけ自覚的なんでしょうか。
夏の猛暑や猛烈な降雨、あるいは巨大台風の発生などの際に人は『異常気象」をうんぬんしますが、放射性物質の垂れ流しや、鉱山開発、森林伐採などなど、そうした自然破壊、せいぜい言葉を弱めても自然の変容については今や教科書に記載されている「常識」になっていますが、それを食い止めることについての常識は確立されていません。
そして結局の所、事態は「吾〔人類〕亡き後に洪水は来たれ。」
アベノミクスとやらのエンジンをさらに一段と吹かすんだといっていますが、その生命環境に対する無頓着さはあきれ果てるばかりです。
そういうことを言っている彼なり彼の連れたちは21世紀の政治家に、まったくふさわしくありません。
などという事を考えながら・・・・・。

話は変わりますが、オートフォーカスという機能は実にありがたいですね。
私もおおいにその恩恵にあずかっているのですが、今日のレンズとカメラの組み合わせではオートは働きません。
その結果、ピントを掴むために一段と苦労をします。

明るい情景で、被写体も明るく、そのうえレンズも明るく、動かなければ大して苦労はいらないのですが・・・。

ファインダーが明るく、OVFで、面全体でピントがつかめると一番いいのですが。
そして、できれば視野率100%、倍率74%以上!!
もうそういうファインダーをつけたカメラを作ってくれるメーカーはなさそうです。

オートフォーカスが便利になって顔を認識してくれたり瞳まで判別してピントを合わせてくれます。
それは画像認識の理論や技術の進歩というものの恩恵ではあるんですが、人を撮るときには「目に焦点を・・・」という、ひとまずの撮り方を前提にしているだけで、表現としての写真を撮ることはまだその先にあるのですから、メーカーもそのことを意識してほしいものです。

まあその先は撮るものの側の、道具としてのカメラの活用技術の問題だと言われればその通りなんですけどね。
- 2016/06/27(月) 00:00:09|
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