すでに展示期間は終わってしまいいるので残念ですが、9月6日から同11日まで、三条御幸町の同時代ギャラリーで、糸とビーズを使って深海の生物を編んで表現した作品の展示がありました。
「しんかい」 アンモナイトや三葉虫にも見える不思議な生物群です。二次元的な表現からしだいに三次元的な表現へと進化したこれらの深海の生物群は単独だったり群をなして編まれていたりするのですが、青い照明と相まって独特の雰囲気を醸していました。
これらは装身具として作られていたり部屋の飾りとして製作されているのです。
作者はこの方。

utata+nelheさん
作品の中には首飾りがあるのですが、その展示に工夫がされていました。
「私がネックレスなどを買いに行って、自分につけた時の様子を見たくても展示のされ方、陳列のされ方によっては手に取ってみることもできないことがあった・・・」というので、作品をテグスのような細い糸でつるしてあって、その前に立つを背後の鏡にちょうどその首飾りをつけたかのような自分の姿を見ることができるという仕掛けです。展示直前に思いついたのだそうですが、こういう工夫をする楽しさが大好きなようです。
作品と鏡の間に入ってもらって、「つけている感じ」で撮りました。それまでご自分がつけていたものをわざわざ外して画面に入ってくれました。
この作品はアンモナイトですね。実に細かい作業です。

「こんな服で(写真を撮るのは・・・)」とおっしゃっていましたが、元来、魅力的な方だし上手に乗ってくれるので、楽しく撮れます。

兵庫県の方だそうで、今日は京都に進出です。
私の偏見、思いこみですが神戸などの人はしぐさ一つもおっしゃれで、写真になります。

いろいろ写真のイメージがわきますが・・・。

クジラの編み物は立体的にできているんですが、なかなか愛嬌と不思議さがあって魅力的でした。

これくらいの年齢の方が肩の力を抜いたおしゃれができているととてもいい感じです。
- 2011/09/24(土) 00:04:23|
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