この自撮り棒もアジアの範囲を越えて広がっているようですね。
欧米の人たちも時に手にしているのを見ます。
「でも最近は人にぶつけたり、展示物にぶつけたりする危険性があるからと手に持って入ることが禁じられている場所もあるんですよ。」と話してくれた。

便利なものを考えたものだ。
昔なら三脚を立ててタイマーを使って撮るところだ。
それよりはるかに機動性が高い。
一時、台湾からの観光客がもっているのをよく見かけ、逆に自撮り棒を持っていれば『台湾の人だろう。』と思う位だった。
それで台湾で初めて作られたような印象さえあったが、実はミノルタカメラが初めて製作・販売したそうだ。
しかし販売は不調であったそうで、その後の様々な条件が熟して今日の「隆盛」になっている。

「機が熟する」という言葉がありますが、そういう事だろうとも思います。
私がこの人たちに会ったのも、そしてそのことから大きなものを得られたのも、ある意味で、私の中の期が熟していたのかなとも思います。
プラスの要因もマイナスの条件も、それぞれが機縁となってあることを生み出す気がします。

そのことにどういう意味を見出し、そこから何を膨らめていくかはその人自身の問題かなとも思います。
先日ご紹介した「木工人(もくびと)」さん。
私がもう少し若い時ならば、今回見せていただいた作品に対して同じような印象・感想を抱けたかどうか、それは分かりません。
もしかしたらお話もすれ違ってしまっていたかもしれないと思います。
ですから、どこかでお会いして話が弾み、私自身の心が反応したら「あなたを写真に撮らせていただけませんか?」と言ってみようと思うのです。
そうすればまたどこかで、こんな素敵な笑顔にも出会えるかもしれません。

仲がいいですねぇ。まるで姉妹のようです。
この二人、中・高の同級生なんですが。


二人でちょっと変顔をしようとする直前ですが、この後の表情がまた魅力的でした。
でもそれは、やはり「変顔」ですから公開できませんね。

お二人には送っておきましたが。
間違い探しのように目を凝らしてこの写真を見ていただくと面白いものが見つけられますよ。
- 2016/06/19(日) 00:00:34|
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