もしも「マスクをしてサングラスをかけて、帽子をかぶってつなぎの作業服を着て・・・。」二人が現れたら、それは
「撮影は不可!!」という事になったはずです。
私が前日に待ち合わせ場所や時刻を連絡するときに「もし撮影不可だたtらマスクをしてきてください。」と書いた返事が「では、・・・・。」という事だったのです。
しかも二人おそろいで・・・・。

というのもこの人たちに会って、いつもついカメラを持ちだして思いつくままに撮ってしまうので、「閉口しています。」と言う機会を作ろうと思ったのです。
勿論、意に反する私の申し出ですが。

幸い二人は持ち前の明るい笑顔で私を見つけて歩み寄ってくれました。
なにしろ「本当は写真家で写真を撮っていたのですが、思わぬことになって、こうして君たちの前に立っています。」と言う様な挨拶を、初めての出会いの時にしたものですから、この人たちはとても純真なのでそれを半ば信じてしまったのです。
で、私はいつでもどこでもカメラを持っている人間だという事を、この人たちは初めから受け入れているというわけです。
ちょっとしたおとぎ話のようですが・・・・。

純真な若者をたぶらかしてはいけませんねぇ。 本当に!!
この人には随分世話になりました。この人の助けがなければ仕事は随分と難渋したことでしょう。
まあ私の世話係といったところでした。
母語を含めて4か国語を理解します。

北米への留学の前に顔を見せてくれました。
昨日まで写真を掲載していた人と同様に、この二人もいつも私を刺激してくれます。

これらの写真は、まあいわばプライベートなものともいえますが、私の個人史にとっても、日本の社会史にとっても、多少の意味があるかなあと思って、掲載しています。

私のような人間でも、こうした機縁を得て21世紀的な状況の一端に触れることができるという事です。
しかもこの人たちのお蔭でとても肯定的な縁を得ることができたのです。

私のモノの見方考え方に小さくない影響を与えてくれましたし、これからも与えてくれることと思いますから、とても大切な若い友人たちだと言えます。


- 2016/06/18(土) 00:00:07|
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