今日は初夏のような陽気で気温が上がっていますから、あっちでもこっちでも子供たちが水に入って大はしゃぎです。
こんな日に太陽の下で演奏するのは気持ちがいいかもしれませんが、
楽器には良くないかもしれません。
でも、まあ、日本より高温で乾燥した国や地方から来ている楽器もあるでしょうから、高温より湿気が大敵かな。

この人たちはそれぞれが、演奏家として活躍されているのだそうで、
「ライブの前にちょっとここに来たりするんです。」

この楽器はトルコなどで使われているカーヌーン。
3分の弦が一組で24,7セットも張られているのだそうです。
先ほど、昔のぜんまい仕掛けの掛け時計に使っていたような蝶の羽根の形をしたねじ回しで調律されていました。

弦の端にギターで言うペグがあるわけですが(形状はピアノの方に似ているでしょうか)、その近くにいくつもの移動できる人の爪ぐらいに小さくて日本の琴の「柱(じ)」の役割をするものが並んでいます。それらが一組の弦にいくつも並んでいて、起こしたりたてたりして音の高さをわずかに変えることができるのです。(私の文章力では、正確にお伝えすることはできませんね。でも、そこは写真の強さ。百聞は一見に如かずです。)
なんて複雑な演奏法になることでしょう。

ギターやピアノ、あるいはオーケストラ、ブラスバンドで使われるような楽器は比較的メジャーですね。
でも、こうして様々な民族楽器にであい、それに魅力を感じて演奏家になってしまうなんて、この人のこれまではにはどんなドラマがあったんでしょうか。

- 2016/05/24(火) 00:00:41|
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