この写真を見て、「なんだこの光は、ひどいな!」とお思いの方が多いだろうと思います。
そうなんです。実は最近簡易型の小さな照明器具を購入して、初めて使ってみたのです。
「実験を兼ねて。」とお話しての撮影です。
器具を手持ちしてくれていますので光が強すぎるのです。私もそれに対応できていません。

大学で表現に関する分野を専攻されている方たちですから興味深く付き合ってくれています。
もっと光量を落とすように調整できますし、カメラの方を絞ればいいのですが・・・・。
こうなったのには、部屋を明るくするというほどの光量でないことが分かって、「(この照明器具は)案外暗いなあ」と思い込んでしまったことにも原因がありました。

今月8日からの高瀬川での撮影会に・・・・たまたま撮る場所に条件づけられてどうしても逆光で撮るケースが多いので・・・・こうした照明がほしかったのです。
簡単に持ち運べますから、これまでのように暗所や逆光で困らなくてよいのではないかと。
さて、この人の作品も私たちの思いを、ちょっと角度を変えればこう見えませんかと提示してくるものです。
ここでもたまたま磔刑のイエスが登場してきますが、特に打ち合わせがあるのではないようです。お二人の作品にイエスが登場しているのは、ひょっとしたらこの人たちの大学がキリスト教系の学校なので、普段からなじみが深いからかもしれません。

この透明のボールを逆さにすると、多くの場合雪が降る・・・・のですが、中には人がたくさん降り注ぐなんてものもあります。
これは意味深ですね。

LEDの光は少し青くて5500Kくらいかもしれません。気を付けないといけませんね。
ただ周囲の光を支配するほどの光量はありませんから、やはりそのほかの人工照明や自然光の量に注意を払う必要があります。そこはやはりプロの仕様とは程度がかなり違います。

男女のフィギュアが少し離れて立っている作品があります。
二人の小指はしっかりと赤い糸で結ばれています。喜びに包まれるように蝶結びは大きく表現されています。
で、グッとのぞき込んで玉の底を見るとそこには二人をつなぐ金属の太い鎖がありました。

実は、最初にこの会場を訪ねた時には三人の方がおられて、「写真を撮らせて」というお願いをしたのです。ところがその時もうすでに夕刻が近くて、ただでさえ暗いこの会場がさらに暗かったので、後日出直しますという事になりました。
そして改めてお訪ねしたところ、間の悪いことにもうお一人が体調を崩されて在廊されていないと言うことでした。
ですから記念すべき1000人目は、このお二人のどちらか・・という事になったのです。
今日不在だった方にも是非とも機会を・・・とお伝えください。
- 2016/04/07(木) 00:00:50|
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