「京―新しい京都」と題してX接点のメンバーが写真のグループ展をしていたということについては数日前にこのブログでお知らせしました。
その際に「出逢い」というテーマで100組もの人たちの写真を展示していたO田氏について少し触れていました。
私自身もこうして町で出会った人たちに「あなたの写真を撮らせて下さい。」とお願いして写真を撮ってきています。
こういうジャンル・・というものがあればですが・・で写真を撮っている人を見かけることがとても少ないので、この方の写真を見た時に「あっ!ここにもいた!」という仲間を見つけた感動がありました。と同時に100組!!もの人にお願いして撮らせてもらっているO氏に対して「よくやるなあ。」という敬服の感情が湧いて、ぜひ直接話を聞いてみたいと思いました。
そこで同時代ギャラリーに出向いたところO氏にお会いすることができました。
それがこの方です。
すでに広告写真のコンテストで入選をしているような実力者です。
彼の今回の作品は「人」を撮っていますので、ここに紹介することができません。この点が人を撮る場合の難しさです。

写った人が特定できないようなピントをぼかしたものを紹介させてもらいます。
障子の桟のような黒ぶちの枠の中に100組の写真が入っています。この100組の写真を、なんと2週間!!で撮ったのだそうです。
私の経験から言うとこのこと自体が驚異的ですね。

今回のように「人を撮る」ことは避けて通れない写真家としての課題だったといいます。
何人もの人に会って「撮らせて下さい」という時に小さなドラマがいくつもあったと思います。実際、彼の心に深く残ったものがいくつもあったそうです。

作品リストを頂きましたが、彼の選んだ作品は水銀灯?の青がかぶって人物が必ずしも明確でない老夫人の写真でした。 これをまずもって取り上げたについては彼の思いいれがあるわけで「上手な写真ならいい写真」というものでは必ずしもないのだということでしょう。そこが作品づくりの面白いところですね。

これからもいろいろ教えてください。
私は(消費税)増税路線と原発・核兵器に反対です。
- 2011/09/12(月) 00:21:45|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0